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羽田・成田から行く「フィリピン」の旅。おすすめの行き先と日本最大「フィリピンエキスポ」情報も!

  • 2023.6.8

近年、女子旅や語学留学で人気のフィリピン。人気の観光地やお得な行き方&注意点、そして今週末上野公園にて行われる日本最大の「フィリピンエキスポ」についても、旅行ジャーナリストのシカマアキさんが解説します。

●美しいリゾートと大都会、最も近い東南アジアの国

日本から最も近い東南アジアの国、フィリピン。特に、フィリピンを代表するリゾート地「セブ島」をはじめ、「バンタヤン島」「ボラカイ島」などは美しい海とビーチが広がり、女子旅でも人気です。

さらに、セブ島からフェリーで日帰りできる不思議な光景で有名な「ボホール島」、さらに、城郭都市やショッピング、あらゆるフィリピン料理が満喫できる首都「マニラ」など、国じゅうに見どころが多くあります。

フィリピン・セブ島(イメージ画像:photoAC)

まず、最も有名なリゾートであるセブ島は、日本人をはじめ世界中の旅行客に人気。特に、セブ島から行く手つかずの自然が残る離島のアイランドホッピング、美しい海でダイビングやシュノーケリング、さらに、大規模なショッピングモール、おしゃれなカフェ・レストランなども多くあります。

フィリピンのかき氷で有名な本場の「ハロハロ」(画像:シカマアキ)

セブ島で最も大きな教会、「シマラ教会」は“願いがかなう奇跡の教会”として知られ、見た目がお城のような建物は、特に女子旅で絶大な人気を誇ります。日本から近場で、極上のリゾートを堪能するなら、セブ島がおすすめです。

●山も海もあるボホール島、大都会マニラも見逃せない

フィリピンの魅力は、海だけではありません。例えば、ボホール島にある「チョコレートヒルズ」は、高さ30メートルほどの丘が1,000個以上集まる不思議な光景が見られるスポットです。

ボホール島のチョコレートヒルズ(画像:Jacob/フィリピン政府観光省)

特に、4月から6月にかけ、草が茶色に染まる光景は見事。セブ島からボホール島までフェリーで片道約2時間。マニラから国内線でボホールまで行くこともできます。

また、首都マニラでは、世界遺産に登録されているフィリピン最古のバロック様式石造教会「サン・アグスティン教会」が最も有名。アジア最大級のパイプオルガンとステンドグラスが美しい「マニラ大聖堂」などもよく知られています。

メトロマニラ(画像:Sam Kolder/フィリピン政府観光省)

特に、マニラ観光の定番中の定番が、城塞都市で知られる「イントラムロス」で、マニラ大聖堂もここにあります。

イントラムロスは16世紀のスペイン人によって作られた、大きな壁で囲まれた街。現代のフィリピンで珍しくなったスペイン統治時代の名残であり、ヨーロッパの雰囲気が体感できます。

世界三大夕日のひとつ、マニラ湾(画像:photoAC)

さらに、「世界三大夕日」で有名な「マニラ湾」は、地元民の定番デートスポットの1つです。また近代都市「マカティ」は、フィリピンの中では高級ショッピングモールなどのある、比較的治安の良い場所として知られています。

マカティの高級ショッピングモール(イメージ画像:photoAC)

●フィリピン行きのお得な航空券ととても大事な「治安」情報

日本からフィリピンへの直行便は、マニラ(ニノイ・アキノ国際空港)とセブ(マクタン・セブ空港)です。マニラに着くと、国内線でセブ島をはじめ、離島などへ行くことができます。一方、セブ島へ行くなら直行便が便利です。

フィリピンのLCC、セブパシフィック航空(画像:シカマアキ)

■ 羽田-マニラ ANA、JAL、フィリピン航空

■ 成田-マニラ ANA、JAL、フィリピン航空 エアアジア・フィリピン、セブパシフィック航空、ジェットスター・ジャパン

■ 成田-セブセブパシフィック航空、フィリピン航空

航空券が最も安いのは、エアアジア・フィリピン、セブパシフィック航空、ジェットスター・ジャパンといった成田発着のLCC(格安航空会社)の便。羽田発着の便はビジネス利用が多いため、やや高めです。LCCはセールも多く、そのタイミングで購入すると、とても安いことも。

マニラから国内線で約1時間、絶景のシャルガオ島(画像:フィリピン政府観光省)

フィリピンには「治安があまり良くない」というイメージが根強くありますが、近年、女子旅や英語留学ができるほど改善されてきています。しかしまだ場所によっては油断禁物。スリ(盗難)や置き引き、詐欺、ぼったくり、美人局、睡眠薬などにはくれぐれも注意し、夜の外出や1人歩きなどはやめましょう。

●日本最大「フィリピンエキスポ」は旅の“予習”にピッタリ

2023年6月9日から11日までの3日間、上野恩賜公園噴水広場で「フィリピンエキスポ」が開催されます。フィリピンの独立記念日(6月12日)を祝うため、毎年開かれている日本とフィリピンの交流イベント。約5万人もの来場者でにぎわいます。

フィリピンエキスポ2023in東京(画像:株式会社grabssリリースより)

会場には、豚の丸焼き「レチョン」や五目あんかけ麺「ローミー」、フィリピン風かき氷「ハロハロ」など、本場フィリピン料理のブースが勢ぞろい。

豚の丸焼き「レチョン」(イメージ画像:photoAC)

また、フィリピンと日本の多彩なゲストによるステージが連日開催され、今回はメインゲストにフィリピンの人気歌手、ディンドン・アヴァンザドとジェッサ・ザラゴサを起用。その他、フィリピン民族舞踊団らがステージに登場し、パフォーマンスを披露します。

さらに、ガールズアイドルグループのスペシャルステージ、フィリピンダンスのフィットネス、コスプレのパフォーマンス、ダンスバトル、カラオケ大会なども。日本最大のこのフィリピンイベントで、フィリピン旅行の“予習”にピッタリと言えるでしょう。

五目あんかけ麺「ローミー」、フィリピン風かき氷「ハロハロ」、揚げ春巻き「ルンピア」などの屋台も立ち並ぶ(イメージ画像:photoAC)

■フィリピンエキスポ(Philippine EXPO)2023開催場所:東京都立上野恩賜公園 噴水広場住所:東京都台東区上野公園 池之端3丁目開催日程:2023年6月9日(金)~11日(日)料金:入場無料(ステージ有料席あり)アクセス:京成線 京成上野駅より徒歩1分JR・東京メトロ銀座線・日比谷線 上野駅より徒歩2分

シカマアキ

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