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警察署長が「紙芝居」を手作りした理由とは?北海道・北広島や函館で広がる活躍の場

  • 2023.6.8

警察と大学生が作った、特殊詐欺の被害を防止する動画。
紙芝居となり、活躍の場が広がりました。

連載「じぶんごとニュース」

2023年2月にHBCテレビ「今日ドキッ」で伝えたニュース。
函館西警察署と教育大学函館校の演劇部がコラボして作った、特殊詐欺の被害を防止する動画を紹介しました。

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2023年2月の放送

この放送を見た北広島市の朗読劇サークルが「活用したい」と函館西警察署に申し入れた事をきっかけに、動画を誰でも扱える紙芝居にリニューアルしました。

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5月26日、朗読劇サークルに完成した紙芝居セットが手渡されました。

朗読劇ふらっとの代表は、「私たちが高齢者なので、西警察署の方たちが、年齢的には紙芝居がいいかなって感覚だったんだと思います」と話します。

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一方、函館では教育大学の演劇部が紙芝居を実演披露し、市内のデイサービス事業所などに6セットが贈呈されました。

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実は、この紙芝居セット、すべて函館西警察署の署長が手作りしたものでした。

函館西警察署の高橋勇吉署長が手に持っているのは、最初に作ったという、段ボールの枠。

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「恥ずかしいんですけど段ボールを使えばできるかなと思った。お願いされた方がちょうど自分の母親くらいだったということもあるので、むげにできない」と話します。

中学時代、技術の評価が常に、最も高い「5」だったという高橋署長。
材料は「100円ショップ」で揃え絵画の額縁を転用するなど、随所にアイディアと技が光ります。

函館西警察署では、防犯に役立つオリジナルの紙芝居を募集し、夏には、高橋署長と一緒に紙芝居セットを作るイベントも予定しています。

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連載「じぶんごとニュース」

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年5月26日)の情報に基づきます。

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