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夫に「不倫していいよ」と言われました… 新婚妻が「不倫に走ったきっかけ」【前編】

  • 2023.6.7

カップルや夫婦の距離感は人それぞれなので、中には浮気や不倫を黙認するケースもあるでしょう。入籍をするときに夫から「不倫をしても構わない」と言われた30代女性は、その言葉を信じて、結婚1年で不倫に堕ちてしまったそう。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。

2年間レスだった彼氏と結婚することに

30代の沙耶香さん(仮名)は、交際3年目を迎えた彼と「そろそろ結婚しようか」と、流れで結婚を決めました。お互いに結婚を意識して交際をしていたものの、どちらもプロポーズをせずにズルズルと付き合ってきて、年齢的に「そろそろ」となって結婚したと言います。

「どっちも結婚願望が薄かったし、交際3年といってもそのうちの2年はレスになっていて、恋人なんだか友だちなんだかわからないような状態だったんです。それでもお互いの親にも紹介した仲だったし、すでに半同棲をしていたので、このまま結婚する方が自然だろうと思って入籍しました。
そして結婚するときに、夫から『俺らはずっとレスだし、不倫したければしてもいいよ。その代わりに、俺も不倫するかも』と言われたんです」

夫の言葉を鵜呑みにして不倫をスタート

新婚当初から、すでに情熱的な愛情を夫に感じていなかったと振り返る沙耶香さんは、夫に言われた「不倫をしてもいい」という言葉を、鮮明に覚えていたとのこと。
そして結婚して1年ほど経ったときに、友人が主催するバーベキューで知り合った同世代の独身男性に一目惚れして、不倫を始めたそうです。

「もちろん不倫はいけないことだとわかっていましたが、夫に『してもいい』って言われていたので、そこまで罪悪感はなかったです。
相手は私が既婚者であることは知っていましたが、事情を話したら彼は“ものわかりのいい夫だね”なんて言っていて。あまり不倫っぽい感じではなく、週末も普通にデートをしていましたね」

いくら夫婦で納得して決めた話だったとしても、実際にどちらかが不倫をすれば家庭に大きな影響が出ても不思議ではありません。結婚をするときから「不倫をするつもり」ならば、いったん結婚は白紙に戻し、ふたりの関係を見つめ直すほうが賢明と言えるでしょう。

©RyanKing999/Nuttawan Jayawan/gettyimages

文・並木まき

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