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迷っているなら今!? 2023年はマイホームをお得に買える? 利用するべき制度とは?

  • 2023.6.7
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住宅購入に関する疑問・悩みについて専門家が解説2023年はマイホームをお得に買える?利用するべき制度とは?

毎月支払っている家賃。このまま賃貸に住み続けるのはもったいない気がする…。そう思っていても、なかなか踏み切れないものですよね。ただ今は低金利であることや、住宅購入の負担軽減となる制度など、マイホーム購入を考えている人にとって追い風が吹いているのも確かです。ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに詳しく聞きました。

出典:シティリビングWeb

シティ読者のマイホーム事情を調査

※シティリビング読者組織City’sに2023/5/9~5/11にWebアンケートを実施。有効回答数440

出典:シティリビングWeb
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2023年マイホームを購入するなら

おさえておきたいポイント

出典:シティリビングWeb

教えてくれたのは風呂内亜矢さん

出典:シティリビングWeb

ファイナンシャルプランナー。大手電機系IT企業、マンション販売会社での勤務を経て、ファイナンシャルプランナーとして独立。書籍多数。近著に「超ど素人がはじめる資産運用 第2版」(翔泳社)。また、YouTubeチャンネル「FUROUCHIvlog」では、日常の記録に交じえ、お金に関する情報を発信

マイホーム購入は2023年がお得?

住宅ローン減税が、40㎡と少しコンパクトな物件でも利用できるのは2023年までに建築確認済みの(2023年中に広告がスタートした)物件です。親や祖父母からの贈与についても贈与税が非課税になる(省エネ等住宅は1,000万円まで、それ以外の住宅は500万円まで贈与税が非課税)のは2023年内です(延長される可能性もあります)。ほかにも、住宅購入時の負担を軽減してくれる「住宅省エネ2023キャンペーン」は2023年11月30日(木)まで(予算がなくなると早めに終了)、東京都の「ゼロエミポイント」は2023年度までです。

低金利なので住宅ローンは固定金利がお得?

日本はこれ以上ないほどの低金利といわれ続けているため、多くの人にとっては固定金利を選択することが無難といえます。また、金利の動向をチェックして、金利が上がったら多めに繰り上げ返済するなどの対応ができる人は変動金利を選ぶと有利になる可能性もあります。そうしたチェックを数十年続けるのが大変と感じるならば、固定金利を選んでおく方が手堅いでしょう。

ネット銀行の方がお得に住宅ローンを組める?

住宅ローンの金利について、一概にネット銀行の金利が安いとは言えない傾向にあります。また、住宅ローンの保証料などがなくてもローンの取り扱い事務手数料が高額になるケースもあります。金利、保証料、事務手数料などのトータルで支払うことになる費用を比較しましょう。

住宅ローンを組みやすいのはメガバンクorネット銀行?

メガバンクなどは、勤続年数や勤務先をやや重視して審査をし、ネット銀行では他のポイント(年収や貯蓄額など)を重視して審査をするなど、金融機関ごとにローン審査の比重が違うことがあります。そのため、ネットか実店舗かというより、自分の持っている条件をより好意的に審査してくれる金融機関がどこで、その中で金利などの条件が有利なところはどこなのかという選び方がいいでしょう。

共働きならば2人の収入を合算して住宅ローンを組める?

より長期間収入が安定しそうな方の単独名義で購入できる物件で検討するのが理想的です。夫婦の収入を合算して住宅ローンを組む方法もありますがメリット・デメリットがあります。メリットはより多くの金額を借りられる可能性があること。デメリットはお金を借りすぎてしまうこと。夫婦フルタイムで共働きという状況は、長い人生で見たときに、家庭の経済状況は最強の状態といえます。その体制が軌道に乗っていてずっと続くのであれば、心配は少ないですが、出産、子育て、介護などでどちらかが仕事のペースを落とす可能性もあります。そのため、今現在の2人の収入をフルで見積もった借り入れは注意が必要です。

出典:シティリビングWeb
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