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「いざ」というときの身の守り方。子どもと一緒に遊びながら練習を!

  • 2023.6.7

とっさのときには、ママも子どももまずは自分の身を守ることが肝心! 災害が発生したときに、最初に取るべき行動の基本は「安全な場所にいること」です。子どもと一緒に、ふだんから遊びながら練習できる「いざ」というときの身の守り方を、アウトドア防災ガイドのあんどうりすさんに教えてもらいます。

子どもと一緒に遊びながら練習! 「いざ」というときの身の守り方

地震
「いざ」というときの身の守り方。子どもと一緒に遊びながら練習を!の画像1

上から落ちてくるものが
ないか素早く確認!
頭を守るのは大事だけれど、大きなものや重いものが落ちてきたら手では守れません。まずは上と横を見て、落ちたり倒れたりするものがないかチェック。あったらすぐに逃げること! テーブルなどがあればその下に隠れて、脚にしがみついて。

火事
「いざ」というときの身の守り方。子どもと一緒に遊びながら練習を!の画像2

低い姿勢を取って
煙の下を逃げるべし
ハンカチを濡らして口に当てるのも有効ですが、逃げるより先にそれだけやっていても一酸化炭素中毒は防げません。煙に巻かれてしまわないよう、とにかく低い姿勢で煙の下を逃げることが先決です。子どもを抱えて逃げる場合、おんぶだと位置が高く、煙に巻かれる恐れも。抱っこのほうがおすすめ。

「いざ」というときの身の守り方。子どもと一緒に遊びながら練習を!の画像3

頑丈で安全な建物の中に
まっしぐらに駆け込もう
屋外にいる場合、コンクリート製の頑丈で高さのある建物や、車の中にすぐ避難しましょう。「3つ数えて雷が鳴らなければ遠い」という説は間違い。雷を感知できる場所はすべて危険区域です。雨が降る前にできるだけ早く非難して。その場でかがむのも無意味です。

津波
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とにかく高い場所へ
急いで逃げよう
強い地震や、弱めでも長く続く地震が来たら真っ先に高台へ。家や保育園、公園などふだんよくいる場所からの避難ルートを、散歩などで確認しておくと◎ 避難経路のハザードマップを出している自治体も多いので、チェックしてみて。

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教えてくれたのは
あんどうりすさん
アウトドア防災ガイド。阪神淡路大震災における自身の被災体験とアウトドアの知識を生かし、実用的な防災テクニックを伝える。

イラスト/山田美津子(kodomoe2018年4月号掲載、内容はウェブ用に再編集しています)

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