暑さ忘れる夏の旅。この夏行きたい日本国内の美しき「緑の避暑地」12選

年々暑さが増してきて、今から夏がくるのが嫌な方はいませんか？毎年、なんとか耐えてきたけれど今年はもう耐えられない、そんな時は思いきって避暑地に行きましょう！今回は日本国内の夏に行きたい「緑の避暑地」をご紹介します。美しい緑の景色に心も身体もリフレッシュできること間違いなしですよ。

奥入瀬渓流 / 青森県

最初にご紹介する、緑が美しい日本にある避暑地は、青森県にある「奥入瀬渓流（おいらせけいりゅう）です。こちらのスポットには、八戸駅からバスで約90分ほどで到着します。奥入瀬渓流は、秋田県と青森県にまたがる十和田湖から流れ出る河川です。

色鮮やかな緑の木々に囲まれて絹のように美しい水が流れる姿はまさに絶景。思わず夏の暑さも忘れてしまいそうですよね。夏は緑が美しいですが、秋は紅葉、冬は雪景色といったように季節によって姿を変えるのもまた魅力的。水の流れる音に耳を澄まして、大自然に囲まれたトレッキングを楽しんでみてはいかがでしょうか？

奥入瀬渓流

青い池 / 北海道

北海道美瑛町にある「青い池」。こちらは”池”の青さに注目されがちですが、周りの木々が季節で色を変え、四季折々の表情を見せてくれるスポットでもあります。新緑の季節は、青と緑のコントラストが美しく、涼しげな景色が広がります。

「青い池」は晴れている日がオススメですが、いくら北海道とは言えど夏の暑い日はやはり暑いです。しかしここでは、周辺の森の涼しさを感じることができます。また、北海道には美味しいソフトクリーム屋が多くあるので、冷たいスイーツも併せて楽しんでみてくださいね。

青い池

菊池渓谷 / 熊本県

熊本県にある「菊池渓谷」。山をずっと入ったところにありますが、駐車場があり係員さんもいるので安心です。爽やかな緑と冷たい清流が夏の暑さを癒してくれますよ。豊かな緑に囲まれ、リフレッシュできそうです。

枝の間から光が洩れ出る様は神々しく、自然の力を感じます。菊池渓谷には数カ所、迫力ある滝や河原があるので、散策してみるのも楽しいですよ。写真で見るだけでは感じることのできない、自然が作り出す空気が流れています。

菊池渓谷

高千穂峡 / 宮崎県

宮崎県にある「高千穂峡（たかちほきょう）」。かつて阿蘇山で起きた火山によってできた断崖の峡谷。涼しい環境で、自然が作り出した迫力のある景色を、貸出ボートに乗って間近で楽しんでみてください。

高千穂峡を訪れたら、是非乗ってほしいのは「グランドスーパーカート」です。こちらは高千穂あまてらす鉄道が運行しているアトラクションで、ルートの最高地点・高さ約105mの高千穂鉄橋から、壮大な絶景を体感することができます。

高千穂峡

華厳の滝 / 栃木県

栃木県日光市にある「華厳の滝（けごんのたき）」。多くの観光客が訪れる日光の近くには、実はたくさんの滝があります。日光市内から華厳の滝までは車で約30分、近くには200台ほどが止められる駐車場もあります。

こちらの華厳の滝は、高さ97mから一気に落下する壮大な滝です。自然が織り成す景観はとても美しく、爆音をあげるその様子に自然の驚異を感じます。周りの緑もそれを演出します。迫力満点の滝は、疲れた身体にエネルギーをくれますよ。

華厳滝

大観峰 / 熊本県

熊本県阿蘇市にある「大観峰」です。標高は936m、阿蘇五岳を一度に望むことができる絶好のビュースポットです。360度どこを見ても美しく、自然の雄大さが感じられます。

真っ青な青空と視界いっぱいに広がる緑のコントラストはまさに絶景です。九州なので熱いイメージがありますが、阿蘇市の夏の平均気温はかなり低め。360度の大パノラマが楽しめて、気温もとても低いので避暑地には最適ですよ。

大観峰

阿寺渓谷 / 長野県

長野県木曽郡にある「阿寺渓谷」。「阿寺ブルー」と称えられる、透明感のあるエメラルドブルーと視界に広がる美しい新緑が人々を魅了します。長野県には軽井沢や上高地など人気の避暑地がたくさんありますが、今年はぜひ阿寺渓谷に足を運んでみてください。

阿寺渓谷を車で40分ほど行ったところにある「柿其渓谷（かきぞれけいこく）」もおすすめです。木曽路には数多くの渓谷がありますが、美しく迫力満点の滝がみられる「柿其渓谷」は、絶景で絶好の避暑地ですよ。

阿寺渓谷

柿其渓谷

常寂光寺 / 京都府

京都府右京区にある「常寂光寺（じょうじゃっこうじ）」。こちらに訪れる際の狙い目時期は、夏と秋です。夏には緑が美しい景色を、そして秋には赤が彩る紅葉の景色を楽しめます。静かで涼しげな空間は、暑さを忘れて自然を感じたい方におすすめ。

美しい緑に生茂る木や夏の花も素敵ですが、常寂光寺の風景を引き立てているのは”苔”。石造の階段に生える苔と周囲の自然の調和がなんとも幻想的で、デトックスされる空間です。歴史と自然を楽しめるスポットはいかがですか？

常寂光寺

霧幻峡 / 福島県

福島県大沼郡にある「霧幻峡」（むげんきょう）。このあたりは昔から霧が発生しやすく、靄が白く立ち込めています。川霧の中をボートで進む「霧幻峡の渡し」は、遮られた視界の先の異世界へ連れて行ってくれますよ。

川霧が特に発生しやすいのは6月から9月上旬まで。早朝と夕方が特に霧が濃く、幻想的な様子が楽しめます。福島県の6月から9月の平均気温は、20度から25度。夏には毎日30度以上になる東京から、福島に現実逃避旅行をしてみてはいかが？

詳細情報

霧幻峡

西沢渓谷 / 山梨県

山梨県にある「西沢渓谷」。都内から最短で1時間30分ながら、夏の暑さを忘れられる避暑地なんです。こちらの渓谷には大小さまざまないくつかの滝があります。滝の音を聴いているだけでも涼んできますよね。

美しい緑と、エメラルドグリーンに輝く水の組み合わせはまさに絶景。そんな絶景を見ていると、涼しさを感じるだけでなく、日々の疲れを忘れてリラックスした気持ちにもなれますよ。暑い夏を乗り切るために、こちらの渓谷でマイナスイオンを浴びながら、トレッキングをしてみてはいかがでしょうか？

詳細情報

西沢渓谷

白糸の滝 / 静岡県

静岡県富士宮市にある「白糸の滝」。幅150mの湾曲した絶壁から、数百の水がまるで絹の糸のように美しく落ちる姿が絶景です。流れ落ちる滝は富士山の湧き水で、日本の三大名瀑に選ばれたこともあります。

美しく流れ落ちる絹糸のような滝にばかり目を奪われてしまいますが、その美しさを支えているのはバックに広がる大自然。ただ暑さから逃れるだけではなく、マイナスイオンを全身に浴びて、元気も蓄えちゃいましょう！

白糸の滝 (静岡県富士宮市)

犬鳴山 / 大阪府

大阪府泉佐野市にある「犬鳴山」。こちらはかつて修行に使われていた滝ですが、現在でも行者の滝に打たれる修験者の姿を見ることができます。初心者でも参加できるハイキングコースもあるので、挑戦してみましょう！森林浴できますよ。

犬鳴山の玄関口には「犬鳴山温泉 不動口温泉」があります。こちらの露天風呂からは緑豊かな渓流を眺めることができますよ。ハイキングで汗を流した後は、渓流のせせらぎを聞きながら、のんびりと温泉に浸かって疲れをリフレッシュしましょう。（※交通情報について公式HPをご確認ください。）

犬鳴山

不動口館

今年の夏は緑の避暑地へ！

今回は日本国内の夏に行きたい「緑の避暑地」をご紹介しました！夏の暑さに耐えきれなくなったり、疲れて心も身体も辛くなったら、「緑の避暑地」に行ってリフレッシュしましょう！