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食べて見た目年齢ダウン!「若返りホルモンDHEA」を増やす意外な食べ物って?

  • 2015.12.13
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“アンチエイジング”、そして“ダウンエイジング”はアラサー世代以降の女性には永遠のテーマ。

ビタミンEやビタミンC、ポリフェノールなどの抗酸化成分を意識して摂ったり、抗糖化”のためにベジファーストを実践している人も多いと思います。

そんな美容賢明なみなさんのために、今回はアンチエイジングの講演依頼も数多くある筆者が、“若返りホルモン”とも呼ばれる“DHEA”というホルモンについてご紹介したいと思います。

 

若返りホルモン「DHEA」って何?

DHEAは副腎皮質ホルモンの一種。“マザーホルモン”とも呼ばれ、男性ホルモンにも女性ホルモンにも変換されるちょっと特殊なホルモンです。

DHEAには嬉しいことに、皮膚のバリア機能を高めたり、真皮層のコラーゲン繊維の弾力を保ったりする働きがあるため、シミやタルミを抑制してくれるとも言われています。

しかもその影響範囲はお肌だけではありません。代謝を高めて筋肉の衰えを防ぐため、脂肪が付きにくいボディラインにもつながる、とされています。そして、“血管のアンチエイジング”にも働きかけるという優れモノです。

しかし残念なことにその分泌は20代をピークにどんどん下がり始め、40代で約50%、60代では約30%、80代になるとピーク時の約10~20%しか分泌されません。

 

若返りホルモン「DHEAを増やす」食べモノは?

それでも、なんとかその分泌量の減少はとどめたいもの。

実はDHEAは“山芋”から発見された成分なんです。日常の食生活で山芋はあまり頻繁に食べられるものではないかもしれませんが、1日150g程度の山芋を摂取できることが理想です。

また、黒豆や納豆にも、体内でDHEAを生成するために必要な栄養素が含まれているので、毎日の食卓に取り入れてみましょう。

 

さらに「DHEAの分泌を促進」できちゃう裏ワザ

ミネラルの一種である“クロム”。実はクロムにはDHEAの生成を促進する効果があると言われています。

クロム自体はさまざまな食品に含まれているのですが、加工食品を多く摂る人には不足しがち。クロムはひじきや青のり、バジルなどに多く含まれているので、「一気に全部摂りたい!」という人は、“黒豆納豆”に青のりをかけ、すりおろした山芋と一緒に食べるのもイイかもしれませんね!

 

こうして見てみても和の食材にはアンチエイジング効果が盛りだくさん。一見、地味でも体に優しい和食に回帰するのが一番かもしれませんね。

【著者略歴】

※ SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ elwynn / shutterstock

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