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弟に対し「あなたが父親代わりに」義姉の主張に夫は…|𠮟らない義姉と乱暴な甥っ子

  • 2023.6.5

皆さんは、義理の家族との関係に悩んだことはありませんか?結婚して親戚になったとはいえ赤の他人同士。価値観の違いでわかり合えないことはありますよね。この漫画の主人公の千秋さんの場合は義姉とその甥っ子に悩まされていました。楽しい家族旅行から帰った千秋さん一家。しかし、義姉と息子のカン太により旅行の余韻も強制終了に。千秋さんは、義姉親子と同居中の一児の母。妊娠中から義姉の言動と乱暴なカン太君に耐えてきましたが、今回の義姉の奇行には我慢できませんでした。義姉にも言い分があるようなのですが、いったいどんなものなのでしょうか?Ai(@Ai)さんが描く『叱らない義姉と乱暴な甥っ子』第11話をごらんください。

義姉は、弟の大介さんにカン太くんの父親代わりを望んでいたよう。

さらに、そばで仲良くしている千秋さん・大介さんの家族を見るのが嫌だったとのこと。感じ方は人それぞれですが、だからといってクッションを投げつけるなどの行動は許されませんよね。複数の家族が同居する難しさを感じさせられます。

叱る?叱らない?親の愛情について考えさせられる作品

この作品には、子どもに対して「いけないことは叱る」と考えている主人公親子と、何をしても叱らない義姉親子の様子が描かれます。

子どもに対する善悪の伝え方は家庭によってそれぞれですが、義姉親子の場合はいけないことをしても諭すことすらせず、主人公家族に迷惑をかけてもまるで気にとめる様子がありません。

一方、義姉の息子・カン太は主人公一家になついていて、叱られたとしても一緒に居たいと考えています。また、主人公の夫であるおじに注意されれば謝ることができる子として描かれています。

子どもにとって「いけないことを注意される」「相手に対して謝る」という経験はとても大切なこと。いけないことをどう伝えるかは家庭によりますが、善悪を認識させ、間違っているなら謝るよう諭すという過程は必要な教育といえるのではないでしょうか。

考え方の違う2組の親戚親子の様子から、叱る・叱らないを含めた親の愛情のかけ方、善悪の伝え方について、今一度わが家を振り返ってみたくなる作品です。

著者:ume

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