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このイケメン最低過ぎる!!→ハワイの現地人に裏切られた!?【おかしなハワイ人の暮らし(10)】

  • 2023.6.5

<このイケメン最低過ぎる!!→ハワイの現地人に裏切られた!?>おかしなハワイ人の暮らし[#10]

ハワイ生活が3ヶ月も過ぎると、すっかりハワイのロコガールっぽく振る舞えるようになった私は週末にはロコ(地元っ子)が集まるバーにも出かけるようになっていました。

ある夜、ロコの間で話題のクールなお店に友人達と出かける事になった私。
いつもの短パン・Tシャツ・ビーチサンダルをやめて、モデルさんみたいに派手なミニ丈のワンピースとヒールの高いパンプスでキメてウキウキでした。

お店に入るや否や、何人かの男の子たちが寄ってきたりしましたが、適当にあしらいながら飲んだり、踊ったりと浮かれて過ごしていたのです。
ハワイの男の子はとても積極的で、歯の浮くようなお世辞を武器に恥ずかしげもなくペラペラと言い寄ってくるので、こちらも大袈裟に会話に付き合い、笑ってやり過ごすのが楽しいゲームみたいでした。

しかも彼らは自信家揃いで、「あっちへ言って」とか「ボーイフレンドを待ってるの」とはっきり断っても諦めずにアピールしてきます。

その中で私の目を惹いたのは1人で遊びに来たらしいハンサムなロコボーイでした。

目と目が合った瞬間に彼は魅力的な笑顔で私に近づき、意気投合した私たちは飲んで、語り、踊って又飲んでと楽しい時間はあっという間に過ぎていったのです。

そろそろ帰る時間になりましたが、「この流れで彼は私を家まで送ってくれて、別れ際に次のデートの約束をする事になる!」とウキウキの私。

しかし、そんな私に彼は信じられない事を伝えてきたのです。

「ワイフが迎えに来たから帰るね、楽しかったよMahalo(ありがとう)!」

彼の口から飛び出した「ワイフ」という言葉に頭が混乱する私…。

「結婚してるのに気のあるふりをするなんて!大体こういう場所に来るんじゃないよ!」と、酔いに任せて日本語で怒る私を置いて爽やかな笑顔で彼はお店を出ていったのです。

それからは、いつでもどこでも声をかけてきたロコボーイには「結婚してる?」と最初に聞く事を私は誓ったのでした。

次回は、ハワイで親友が突然妊娠したお話をご紹介します!

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