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夏にトイトレしたい方へ【保育士解説】トレーニングパンツの選び方・必要枚数

  • 2023.6.5

通っている保育園でトイレトレーニングを開始する時や、そろそろおしっこの間隔も空いてきたし、トイレトレーニングを始めようかなと思った時、まずはパンツ選びから。トレーニングパンツってどんなの?またどれを選べばよいのか、初めてのママは特にどのパンツを買えばよいのか迷うと思います。現役保育士・まお先生(@babymassage_mao)が、トレーニングパンツ選びのアドバイスをお伝えします。

トイレトレーニングって何?

トイレトレーニングとは、ある一定の年齢がきたらおむつにしていた排泄を、トイレでできるようになる練習のことを言います。園生活の中では、おむつからパンツに移行したり、トイレで便器に座る習慣をつけたりと、本人の気持ちも大事にしながらトイレで成功できる確率を上げていけるよう援助します。

お家でも同じように、定期的にトイレへ誘ってみたりしながら、トレーニングを行います。保育園では、1歳クラスから始める園もありますが、お家では2歳から3歳を過ぎてから意識し始めるママもいるようです。この年齢になったら、という決まりはありませんので、お子様の様子を見ながら始められるといいと思います。

トレーニングパンツの種類

トイレトレーニングを開始するにあたり、まず必要な物が「トレーニングパンツ」です。トレーニングパンツとは、トイレトレーニング時に使用するパンツのことで、普通の布製のパンツとは少し違い、おしっこが出てしまった時の漏れ感が分かりやすいよう、パンツの内側におしっこが溜まるようになっています。

おむつでは分かりにくかった漏れてしまったときに感じる不快感で、トイレへ誘ったり、トイレで用を足す気持ちよさを味わえるように作られています。そのトレーニングパンツにも、いくつか種類がありますので、ご紹介していきます。

多層構造タイプ

こちらはどちらも布製。おしっこを吸収する股の部分が6層や4層・3層と、多層構造になっており、しっかりと吸収してくれます。その反面、パンツ自体が分厚くなることから、特に6層は動きにくく、夏場は暑く蒸れやすいです。また、6層なので乾くのに時間がかかります。

現在は、パイル生地や防水素材等で軽い履き心地なのに、しっかりガードしてくれるパンツが販売されていますよ。また、子どもが喜んではいてくれそうなキャラクターのパンツも売っているので、トイレトレーニングに誘いやすいですね。

私個人的には、3層で十分かと思います。

紙パンツ

おむつメーカーから販売されている、紙タイプのトレーニングパンツです。こちらはおしっこが出たらそのまま捨てられるのが最大のメリットです。洗濯の手間がありません。またお出かけの時やお友達のお家など、もし出てしまった時にパンツから漏れることがないので安心ですね。

しかし、おしっこが出た感覚は、布製より感じにくくなります。布製と紙製をうまく使い分けるといいですね。

トレーニングパンツの必要枚数

トイレトレーニングを始めるからといって、すぐにたくさん準備しなくても大丈夫です。最初はパンツで出してしまう頻度が高いですが、パンツを履くことに抵抗があるお子様もいると思います。そんなときは「午前中だけはいてみよう」と段階をつけて行うことが効果的です。

なので最初は3枚ほどの準備で様子を見ながら、洗い替え等でもう少し必要であれば増やしていくのがいいと思います。3枚セットで売られている物もあります。

トイレトレーニングは焦らなくても大丈夫

お友だちが始めている、もうトイレでできるようになっているなど、周りと比べてしまうこともあると思いますが、トイレトレーニングは個人差がとても大きいです。お誕生日が早いといって、早く完了するとも限りません。

またトイレトレーニングを始めるにあたり、ゆううつになるママやパパもたくさんいます。そろそろ…と考えている方は、できれば子どもも一緒にトレーニングパンツを選びにいくことで、子どもの気持ちを前向きにできるかもしれません。ぜひ、お子様の気持ちに寄り添いながらトレーニングを始めてみてください。

著者:mao_hoiku

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