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「私の連れ子だから…」再婚相手に本音を言い出せず、ひとりで子育てに悩む母<支援級に移籍するまで>

  • 2023.6.5
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もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。元気いっぱいのタクくんが小学校に入学し、これから始まる新しい生活に胸を高鳴らせるもっつんさん。しかし、タクくんは学校で次々とハプニングを起こし……。ドキドキワクワクの入学式当日を迎え、もっつんさんはタクくんが入場する瞬間を待ち構えていたのですが、なかなか来る気配がありません。「名前の順だと過ぎているはず……」と、もっつんさんがハラハラしていると、補助の先生に付き添われて入場してくるタクくんの姿が。何も聞かされていなかったもっつんさんは動揺したものの、入学式後は教科書や書類の配布などで慌ただしく、補助の先生がついてくれていた理由を質問することができませんでした。

その後、タクくんは順調に小学校生活を送っていると思っていたのですが、担任の先生から電話があり、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」など衝撃の事実を知らされます。


その都度タクくんに厳しく注意するものの、同じことが繰り返され、本人は何が悪いのかよくわかっていない様子で、もっつんさんは頭を悩ませていました。

実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような気分で、もっつんさんの疲労とストレスはたまる一方です。

もっつんさんは、話を聞いてくれる夫の帰りを、毎日待ちわびていて……。

私の気持ち、考えてる?

帰宅後、1階でゆっくりテレビを見てから2階に上がってきた夫に対して、
「帰ってきたなら、いろいろと手伝ってよ。今日も大変だったんだよ」という言葉をグッと飲み込むもっつんさん。

仕事で疲れて帰ってくるパパに弱音や愚痴は吐きたくない。
タクくんは自分の連れ子だから、私が責任持ってしつけなきゃ。
私がしっかり頑張らないと……。

と、当時はひとりで抱え込んで我慢しすぎてしまっていたとのこと。

バツイチで子連れだからといって、負い目を感じる必要は何もありません。これまでの人生があったからこそ、今の幸せがあるとも言えます。

たとえ血のつながりはなくても、タクくんの父親は、もつパパさんです。もっつんさんひとりで抱え込まずに、夫婦で協力しあい、タクくんの成長を見守っていけるといいですね。

監修/助産師 松田玲子


著者:マンガ家・イラストレーター もっつん

ベビーカレンダー編集部

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