【JK、ナイスすぎるよ（泣）】割り込みおじさんを撃退してくれた『JKの一言』とは？

非常識な振る舞いを目にした時、あなたはどうしますか？きっと波風を立てたくないと我慢してしまう人も多いのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、非常識な割り込みおじさんを我慢しようとしていたAさん親子のお話。Aさんたちを割り込みおじさんから助けてくれたのは、通りがかったJKだったのです。

Aさんは1歳の息子を育てる母親です。息子はちょうどイヤイヤ期に差し掛かっており、ベビーカーに乗ってくれないことも増えたため、息子を連れてのお出かけはとても大変でした。

今日はそんな難しい時期の息子を連れて、バスに乗らなければなりません。お出かけ前からバスで迷惑をかけないようにシミュレーションをばっちり行い、息子が飽きないようにおもちゃやお菓子も準備しました。

覚悟を決めてAさんがバスを待つ列に並んでいたところ、信じられない事件が起きたのです。

Aさん親子がバスを待っていると、その前におじさんが何食わぬ顔で割り込んできました。あまりに自然に入り込んでくるので、Aさんは何が起きたのか一瞬わからなかったほどです。

ですが、徐々に割り込まれたのだということを理解したAさん。頭にきたものの、当然のように割り込みをしてくるおじさんに注意すると、何をされるかわからないという恐怖もあります。

自分だけが危険な目に遭うならまだしも、息子を危険に巻き込むわけにはいきません。Aさんにできるのは黙ってこの場をやり過ごすことでした。

Aさんが割り込まれて悔しい思いをしていると、列の後ろから大きな声がしました。

「並んでる列に割り込むなんて最低だよね〜。あんな大人にだけは絶対なりたくないわ」

振り向いてみると、そこには女子高生の姿が。同じくバスを待っていた女子高生2人組が割り込みおじさんの行為について大きな声で語っていたのです。

その声は割り込みおじさん本人の耳にも届いたようで、おじさんは顔を真っ赤にし列から離れその場を立ち去っていきました。

こうして女子高生の助けもあって、無事にバスに乗ることができたAさん。バスに乗り込んでから女子高生と席が近かったので声をかけます。

「先ほどはありがとうございました。助かりました」

すると彼女たちは「私たちただ喋ってただけで、何もしてませんから」と気持ちのいい笑顔をくれました。

割り込みおじさんもいる世の中だけど、こんな素敵な若者たちがいるのなら日本の未来は明るい。Aさんはそう確信して、その日のお出かけを無事に乗り切れたそうです。

ftnコラムニスト:安藤こげ茶