1. トップ
  2. 恋愛
  3. 忙しいスポーツ選手の彼…告白もプロポーズも思い出の海でした【私たちが結婚するまで】【結婚連載】

忙しいスポーツ選手の彼…告白もプロポーズも思い出の海でした【私たちが結婚するまで】【結婚連載】

  • 2023.6.5

コロナ禍で結婚した大人世代の夫婦の出会いから、結婚生活までを語ってもらう「新婚連載」。今回はCLASSY.Couples1期生・西村 舞さん、有斗さんを取材しました。大学2年生から7年間の交際を経て結婚した、2人の素敵なプロポーズエピソードにも注目です。

今回紹介する「西村 舞&有斗さん」

▪️Profile
西村 舞さん(28歳・自営業)
大学卒業後、大手アパレルの販売員に。現在は退職して家業に専念。今年4月に出産し、女の子のママに。
西村有斗さん(28歳・アメフト選手)
日本で数人しかいないプロアメフト選手。大阪にてパニーニ専門店「Tuesday PANINI CLUB」も開業。

▪️2人の結婚年表
2014年6月2日 交際スタート
2021年1月1日 プロポーズ
2021年6月2日 入籍
2022年6月25日 挙式

出会いは共通の友人を12人集めた飲み会で

夫とは大学生の頃に友人を介した集まりがきっかけで出会いました。私の親しい友人や夫が所属するチームのメンバーなど、総勢12名の集まりでした。元々BBQをする予定が雨で中止になってしまい、急遽飲み会に。私はお酒が強くないので、飲み会なら行かないと断っていたのですが、仲良しの友人もたくさんいたので「まぁいいか」と、渋々参加することになりました。大人数で終始ガヤガヤしている中、隣に座っていた夫だけが控えめで話しやすかったのを覚えています。2人で静かに盛り上がっていたものの、男性陣はみんな寮生活で点呼があったため、21時に解散。帰り際は慌ただしく連絡先を聞くのも忘れてしまい、帰宅後にSNSで友達申請しました。後から知ったのですが、夫も寮に戻って私の話をしていたときに、ちょうど申請が来て驚いたみたいで(笑)。今だから言えることですが、最初に夫を見たときから「この人とずっと一緒にいるんだろうな」と直感的に感じていました。

その後すぐに夫は日本代表の試合で3週間ほどスウェーデンへ行ってしまったのですが、連絡は取り続け、帰国後初めてのデートで「アナと雪の女王」を観に行きました。夫はおっとりした性格なので私も居心地がよく、初めてのデートとは思えないほど話が弾みました。3回目のデートは電車で大好きな湘南へ。夫の門限に間に合うように朝9時から集合したものの、気づけばあっという間に時間が過ぎ、江ノ島に行く予定を途中で諦めることに。弁天橋を引き返している途中、明らかに夫の口数が減り「どうしたのかな…」と思っていると、立ち止まって「付き合ってください」と告白してくれました。緊張しながらも、まっすぐに気持ちを伝えてくれたのが本当に嬉しかったです。

彼はほぼ毎日練習で、忙しい日々を送っていたのですが、彼のオフである月曜日は私も授業がなく、毎週デートの日と決めて2人の時間を確保。誕生日やバレンタインなど特別な日はどうしても一緒にいる時間が長引いてしまうので、門限に間に合うように私が寮まで車で送ることもありました。大学卒業まで合間を縫って会う生活を続け、社会人2年目の2019年3月にはようやく同棲開始。ちょうど夫が前職を辞めてプロに挑戦しようとしていた時期で、海外遠征など離れ離れになる時間もありましたが、私もアメリカやオーストラリアまで会いに行き、お互い励まし合いながら乗り越えました。

初めて一緒に過ごした元旦に三浦海岸でプロポーズ

約7年の交際を経て、2021年1月1日に婚約しました。夫は蕎麦店の息子なので年末年始は必ず大阪の実家に帰って手伝いをしていたのですが、所属するアメフトチームが試合に勝ち続け、年始に決勝戦を控えていたので東京にいました。7年間付き合っていながら、初めて2人で一緒に過ごす元旦。ワクワクしながら車で三浦海岸に初日の出を見に出かけました。日の出を待っている間はかなり寒く、夫に車からブランケットを取ってきてもらうと、なんと帰ってきた夫の手には大きな花束が!その場に膝まずき、「待たせてごめんね、結婚しようか」とプロポーズしてもらいました。車に花束が積んであったことにも一切気づかず、本当に驚きました。あまりにも嬉しくてそのまま実家に直行して報告。付き合っているころから家族ぐるみで仲良くしていたので、両親も泣いて喜んでくれました。夫の両親にはテレビ電話で報告したのですが、こちらも号泣(笑)。告白してくれた場所と同じ海辺を選び、サプライズプロポーズしてくれた夫にはもちろん、涙を流して喜んでくれた両親たちにも感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。

婚約指輪と結婚指輪は「ティファニー」で揃えると決めていました

夫は私のこだわりが強いことを知っていたので「婚約指輪は欲しいものをプレゼントするよ」というリクエストスタイルにしてくれました。選んだのは昔から節目に購入していた思い出深いブランドであるティファニー。一目見たら忘れられないソレストの繊細な作りに加え、担当さんの素敵な接客に魅了されたのも購入の決め手に。婚約指輪が華やかな分、結婚指輪はシンプルなデザインを選び、重ねづけしたときのバランスの良さを考えました。

撮影/穂苅麻衣(BOIL) ヘアメーク/Mien(Lila) 取材/岸本真由子 編集/鈴木日向(CLASSY.編集室)

元記事で読む
の記事をもっとみる