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家族の思い出が詰まった、パリジェンヌの愛用品。

  • 2023.6.4
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パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今回はギャラリーマネージャーとして活躍する、マリオン・ペドラムが登場。

⼤好きで使い続けているアイテムは、家族が愛⽤していたものやゆかりのあるものが多いというマリオン。母親の化粧品棚に並んでいたディオールの⼝紅や⾹⽔のボトルは、メイクアップアイテムの発⾊や、洗練された⾹り、そしてロゴやデザインの美しさなど⼤⼈になったらこんな⼥性になりたい! と羨望を持って眺めていたそう。また、お気に⼊りのサングラスは、父親が若い頃に愛⽤していたレイバンで、ツルのサイズ調整をしたら、メンズのデザインでもピッタリとフィット!「もうひとつのサングラスは、祖⺟が好きだったサンローラン。このブランドの服やバッグを愛⽤していた祖⺟からのDNAを受け継いで、わたしはサングラスやコインケースなどの⼩物を愛⽤しています」。

家族の思い出は、メイクアイテムからアイウエアまで!

数量限定で販売されていた、千鳥格子のルージュ・ディオールの100番は、ヌードベージュの落ち着いた⾊がお気に⼊り。キラキラのリップグロスはディオール アディクト・ステラーグロスの92番。

1980〜90年代初期に流⾏した、ステファン・ケリアンやロベール・クレジュリーなど、レザーのメッシュバッグも母親や祖⺟の装いを連想するアイテム。「この春、ベルギーの”ドラゴン・ディフィジョン”の⽩いバッグを購入したの。」

べっ甲⾊のフレームとゴールドメタリックがコンビになったレイバンは、80年代に父親が愛⽤していたモデル。サンローランはキャッツアイタイプのブラックをチョイス。

Marion PEDRAMパリ郊外ヌイイ⽣まれの27歳。ASSAS(パリ第2⼤学パンテオン=アサス)で法律を専攻。その後、EHESS(社会科学⾼等研究院)で美術史を学んだ。卒業後は美術専⾨誌、ジュルナル・デザールに就職し、アート系のジャーナリストに。1年前からギャラリーSuperzoomに勤務。ギャラリーマネージャーとして仕事をしている。将来は美術に限らず、ファッションやジュエリー制作などクリエイターとして活動するのが夢。@marionpdrm_

Hiroko Suzukiパリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako

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