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アメコミ界の重要人物が『ショーシャンクの空に』の「最悪なオーディション」を受けていた

  • 2023.6.4

多くの人から愛され不朽の名作として知られる『ショーシャンクの空に』。ハリウッドのヒットメーカーである”意外すぎる人物”が今作のオーディションに落ちていたのだった。

マーベル作品でおなじみのあの人が「最悪のオーディション」を受けていた!

1994年に公開され、映画史に残る最高傑作として語り継がれている『ショーシャンクの空に』。スティーヴン・キングの中編小説「刑務所のリタ・ヘイワース」を映画化した作品で、無実の罪で投獄され20年近く刑務所で過ごした男性アンディの生き様や、刑務所内での人間関係を描いたヒューマンドラマ。

画像1: マーベル作品でおなじみのあの人が「最悪のオーディション」を受けていた!

2004年の『ミスティック・リバー』でアカデミー助演男優賞を獲得したティム・ロビンスと、2005年の『ミリオンダラー・ベイビー』で同じく助演男優賞を受賞したモーガン・フリーマンの2人が主演をつとめた今作、まさかの”意外な人物”がオーディションを受けていたのだった。

その人物はなんと、マーベル映画でおなじみのジョン・ファヴロー。ロバート・ダウニー・Jr.主演のSF超大作『アイアンマン』の監督でブレイクし、『アベンジャーズ』シリーズの制作総指揮を務めてMCUで中心的な役割を担っている他、スター・ウォーズシリーズのドラマ『マンダロリアン』や『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』の制作・脚本・監督を務めるなど、ハリウッドで引く手数多の大物監督・プロデューサー。

画像2: マーベル作品でおなじみのあの人が「最悪のオーディション」を受けていた!

ヒットメーカーとして華々しい経歴を歩む以前は、俳優としても活動していたジョン。2000年代初頭には映画『ディープ・インパクト』、『ベリー・バッド・ウェディング』、『恋愛適齢期』といった作品にも出演。MCU作品では、運転手ハッピー・ホーガン役としてカメオ出演もしている。

当時ジョンは、『ショーシャンクの空に』に登場する“太った新米受刑者ファット・アス”のオーディションを受けたのだが、残念ながら他の俳優が演じることに。ジョンは当時を振り返って、「これまで受けた中で、最悪のオーディションだった。おかげで痩せるいいきっかけになったよ」とほろ苦い思い出をEmpire誌のインタビューで明かした。

あの大物俳優も出演していたかも?

画像: あの大物俳優も出演していたかも?

ちなみに本作には、他にも意外な有名俳優が出演の候補にあがっていた。トム・ハンクスは1994年の『フォレスト・ガンプ』の出演が決まっていたことから今作の主演の役を断っている。ただその後、同じくスティーヴン・キング原作でフランク・ダラボン監督の1999年の映画『グリーンマイル』では主役を演じている。

また、1991年の『テルマ&ルイーズ』で当時ブレイクしたばかりだったブラッド・ピットは、青年の囚人・トミー役の候補になっていたが、トム・クルーズ主演の1994年年の『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』に出演するために役を断ったとされている。

現代の大物たちの多くが当時制作に関わろうとしていた『ショーシャンクの空に』は、その後、アカデミー賞で7部門にノミネートされ、グラミー賞受賞も果たして、今でもハリウッドの名作のひとつとして愛され続けている。(フロントロウ編集部)

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