【天賦】はなんと読む？「てんふ」ではありません！

「天賦」はなんて読む？

「天」はともかく、「賦」の字は見慣れないという方も多いはず。

「賦与（ふよ）」のように、「てんふ」と読むのかな？と考えがちですが、それは違います。

いったい、なんと読むのかわかりますか？

正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。

果たして、正解は？

正解は、「てんぷ」でした！

天賦とは、天から与えられた生まれつきの資質をいいます。

用法としては、「天賦の才能」などと使われますね。

「天」はそのまま天をあらわし、「賦」という漢字には割り当てる、配る、与える、授けるといった意味があります。

「賦」単体では「ふ」と読むのですが、熟語になることで「てんぷ」と読みが変化するので注意が必要です。

みなさんはわかりましたか？

家族や友だちにも、「知ってる？」と聞いて自慢してみて！

《参考文献》

・『デジタル大辞泉』（小学館）
・『精選版 日本国語大辞典』（小学館）
・『日本大百科全書』（小学館）