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ごぼうの力強い香りを楽しむ"きんぴらごぼう"

  • 2023.6.3

定番のきんぴらごぼうは、たっぷりつくって常備しておくと便利です。ごぼう特有の土の香りが美味しい一品です。お弁当にも重宝します。甘味を上手に生かしたレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

ごぼうの力強い香りを楽しむ"きんぴらごぼう"

■“きんぴらごぼう”のつくり方

香りがいいごぼうの皮は、むかずに包丁でこするようにしてこそげ取ります。包丁の背を使うと、厚くこそげてしまうので包丁の刃の方で、薄くこそげ取るのがポイントです。


◇材料 (3~4人分)

ごぼう:400g
赤唐辛子:1本分(小口切り)
胡麻油:大さじ2
だし汁:1カップ
砂糖:大さじ2
醤油:大さじ3
白煎り胡麻:大さじ1


(1)ごぼうをカットする
ごぼうの皮をこそげて水で洗う。水を入れた大きなボウルで受けながら、鉛筆を削るような要領で大きめのささがきにして一度洗い、サラダスピナーで水気をきる。

ごぼうをカットする
ごぼうをカットする

(2)炒める
フライパンに胡麻油を中火で熱してごぼうを入れ、全体に油が回るまでよく炒める。

炒める
炒める

(3)赤唐辛子を加える
赤唐辛子を加えてさっと炒める。

赤唐辛子を加える
赤唐辛子を加える

(4)だしを加える
だし汁を注ぐ。

だしを加える
だしを加える

(5)煮る
煮立ってきたら蓋をして弱火で5分ほど煮る。

煮る
煮る

(6)調味する
砂糖、醤油を加えて混ぜ、弱めの中火で汁気をとばすように炒め煮にする。

調味する
調味する

(7)仕上げ
最後に胡麻をふって混ぜ、器に盛る。

仕上げ
仕上げ
完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。


※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ さとう』に掲載したものです。

文:中村裕子 写真:原 ヒデトシ

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