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嫉妬だった?家族に強く執着する義姉『𠮟らない義姉と乱暴な甥っ子』

  • 2023.6.3

シングルの家庭によっては、ひとり親であることに対し子どもに負い目を感じたり、家族というものに強い憧れを抱いたりする人がいるかもしれません。今回ご紹介する作品はシングルマザーの義姉と甥っ子に悩まされる主人公を描いた、義実家の同居トラブルです。Aiさんが描いた『𠮟らない義姉と乱暴な甥っ子』をご紹介します。どうぞご覧ください。

わがまま放題の甥っ子をしからない義姉

この物語りの主人公は千秋さん。現在妊娠中の千秋さんは結婚と同時に夫の実家に義母たちと同居をし始めました。しかし、千秋さんには悩みの種がありました。

それはシングルマザーの義姉と甥っ子です。乱暴な甥っ子が何をしても義姉はそれをしかることはしません。その様子にもやもやがつのる千秋さん。大丈夫でしょうか…。

なぜ甥っ子を連れていかないのかと義姉に激怒される

程なく、千秋さんは無事に出産をします。そして三人での初旅行の帰り、事件は起きるのです。帰宅してそうそう、千秋さんにクッションを投げつける義姉。

なぜ自分の息子を連れて行かなったのかということでした…。ひとり親だと収入面でどうしても思うようにお出掛けに連れて行ってあげられないことあるでしょう。しかしその怒りの矛先が千秋さんに向くのはおかしいとは思わないのでしょうか…。

この事件をきっかけに夫は県外の転勤を理由に実家をでる決意をします。義姉は家族というものに強い憧れがあり、千秋さんに嫉妬していたのかもしれません。ですが、やっていいこと悪いことがあるはずです…。夫が千秋さんの味方で本当に良かったですね。

どんな家族の形だって幸せはある

義実家を離れて数年。久しぶりにいった義実家では、義姉の再婚が決まりもう以前のような嫌がらせはありませんでした。

千秋さんの言うように、家族の形は多種多様。どんな形でも幸せな家族は作れるはずです。義姉は千秋さん一家がうらやましかったのかもしれませんね。そして、乱暴だった甥っ子も義兄のおかげか、母親が反面教師になったのかおとなしくしっかりしたお兄ちゃんになっていました。

どんな家庭環境であろうと、子どもに善悪を伝え適切にしかることは親の務めでもあります。そして、全力でわが子を愛することで幸せな家族の形は成り立っていくのではないでしょうか。そんなことを考えさせられる作品です。

著者:ゆずプー

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