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「今後は自分が裏切られそう」不倫の末、略奪婚した女性が一生抱える「地獄級の苦痛」

  • 2023.6.2

不倫の末、既婚男性を妻から略奪して結婚に至ったという女性は、意外と多くいるようです。ところが話を聞くと、略奪婚にはそれなりの苦労も付き物なのだとか…。今回は、不倫相手と結婚した女性のエピソードを紹介します。

夢にまで見た結婚式を諦めることに…

「5年の不倫を経て、彼が奥さんと別れたのでようやく結婚することができました。私はずっと待たされていたこともあって、一刻も早く入籍してほしくて。前妻との離婚から1か月後には籍を入れてもらったんです。

ところが彼から『前の妻とも別れたばかりなのにすぐ入籍したことが知られたら、周りからどう思われるかわからないから、結婚式は挙げたくない』と言われて、挙式を諦めることになりました。結婚式は私にとってずっと夢だったので、本当にショックでした…」(35歳/事務職)

やはり略奪婚で避けられないのが周囲の目。不倫に対して厳しくバッシングする人も多いので、それに耐えられるだけの覚悟が必要です。

自分たちが幸せなら他人の反応なんて全く気にしない! という人であれば良いのかもしれませんが…。普通の結婚と同じように祝福してもらおうというのは、少し考えが甘いかもしれません。

今度は自分が裏切られるのでは…という不安

「今の夫は、出会った時は前の奥さんと結婚していました。不倫中はすごく苦しかったですが、結局奥さんと別れて私と結婚することになり、ようやく私も幸せになれる! と安心していたんです。

でも友達から言われた『一度浮気をした男性は何度でもするから、覚悟した方がいいよ』という一言がずっと心に引っかかっています。少しでも彼の帰りが遅かったり、態度が冷たかったり、連絡がつかなかったりすると、新しい彼女ができたんじゃないかと不安になって居ても立ってもいられないことがあります…」(33歳/不動産)

全ての男性がそうとは限りませんが、実際に既婚者を略奪したものの、他の女性と浮気されてしまった…という経験談は少なくありません。

仮に結婚できたとしても、常に相手を疑ってばかりいる状況は決して幸せとは言えません。いつ裏切られるかわからないと不安に怯えて暮らさなくてはいけないのは、自分が誰かから大切な人を略奪した代償だと言えるでしょう。

前妻に対する劣等感

「夫とは20代後半から付き合っていたのですが、最初はずっと不倫関係でした。前の奥さんがものすごいハイスペ美女だったので、当時から彼女に対する劣等感で苦しむことが多かったんですが、最終的に彼が奥さんと別れ、私と再婚しました。私を選んでくれたのが嬉しくて、満足していたんですが…。

前妻との間には子どもがいるのに、私にはまだ子どもができないんです。彼は定期的に前妻や子どもと会っているので、最近また無性に辛くなる時があります」(34歳/アパレル)

自ら既婚者との恋愛に手を出しておきながら、不倫相手の妻への対抗心や劣等感に囚われてしまう女性もいるようです。略奪後も前妻のことが気になって苦しむようでは、いつまで経っても本当の幸せは手に入れられないのかもしれません。

以上、略奪婚をした女性から聞いた苦労エピソードを紹介しました。

他人がとやかく言うことではありませんが、やはり不倫のドロ沼劇を経ての略奪婚は、シンプルに「めでたしめでたし」とはいかない模様。誰かを傷つけた分の代償は背負いながら生きていかないといけないのかもしれません。そんな風に考えさせられました。

©Songsak rohprasit/Gettyimages
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文・小泉幸

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