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「自分の声」が嫌いになってしまう意外な理由

  • 2023.6.3

「自分の声に自信がない」「自分の声が嫌い」......。実は、世の中の多くの人がそう考えているという。

そんな「声の悩み」を抱える人にオススメなのが、2023年6月2日に発売された稲井英人さん・由結あゆ美さんによる電子書籍『人生を変える"声の学校" あなたの真の魅力を引き出すプロトコール×声解析』だ。

著者の2人は、その人本来の力を取り戻す「声解析システム」に量子論を組み合わせた画期的な手法「クォンタムヴォイス[Quantum Voice]」を開発した声の専門家。音声SNS・Clubhouseにて、2年4か月(2023年5月現在)以上の毎日、朝6時30分から声解析システムを用いた配信をおこない、延べ5,000人もの声を解析してきた。

カギは「本当の自分で生きる」こと

本書によれば、「自分の声が嫌い」になってしまう原因は、「本当の自分で生きていない」ことにあるという。

声は、体形や骨格・性別や年齢・生まれや育ちをはじめとする、その人を取り巻く環境・性格・現在の体調と精神状態など、その人の全てを表す「情報」だとされる。その声を嫌うのは、自分そのものを否定することに等しい。つまり、普段から自分の本音で生きていないから、その現状を表す声(の周波数)のことも好きになれないということだという。

たとえば、自分に自信のない人が自己紹介でどんなに良い内容のお話をしたとしても、その声がもつ周波数は何か弱々しく、物足りなく感じる。反対に、自信に溢れた声や慈愛に満ちた声は、聴く人に大きな安心感を与え、気持ちを明るくしてくれる。声にはその人の生き方が反映されているのだ。

では、「本当の自分で生きる」にはどうすればいいのか。実は、本当の自分で生きるための近道は、自分の声を「本来の声に戻すこと」だという。自分の本来の声を知り、声の周波数を整える方法を知ることで、自分の魅力に気づき、自分のことが好きになれる。すると、「声」にも自然とその魅力が現れるとされる。

著者である稲井さんが学長を務める「クォンタムヴォイスアカデミー」では、「声解析」という独自のシステムを用いて、声に現れるその人の資質や心身の状態を可視化し、「本来の個性や才能を引き出すためにはどうしたらいいか」などの講座を設けている。

自分の声に違和感を持っている人、本来の自分で生きることができていないと感じている人にオススメの1冊だ。

【目次】
はじめに

第1章 声が与える見えない影響力
メラビアンの法則と声の関係
声は嘘をつかない

第2章 トレーニングと意識で声は変わる
良い声とは届く声
伝わる声を出す基本
SOSの法則で自己効力感を高める

第3章 声解析でわかるあなたの状態
声は解析できる
声の色の持つ意味
プロフェッショナルの声解析
・本田健さん《日本を代表するミリオンセラー作家 現在、世界中で講演活動を展開中》
・秋川雅史さん《テノール歌手》
・西島数博さん《日本を代表するプリンシパルダンサー 奥様は女優の真矢みきさん》
・大倉正之助さん《重要無形文化財総合指定保持者 能楽師 囃子方大倉流大鼓 日本遺産大使》
・加藤眞悟さん《能楽師 観世流 シテ方 重要無形文化財総合指定保持者》
・小杉俊哉さん《THS経営組織研究所 代表社員 慶應義塾大学大学院訪問教授》
・望月俊孝さん《「宝地図」提唱者 国際レイキ普及協会主宰 著書累計99万部発行》
・香瑠鼓(かおるこ)さん《振付家・アーティスト(Wink「淋しい熱帯魚」「慎吾ママのおはロック」新垣結 衣さんの「ポッキー」等のMVやCM、舞台、映画など1,300本以上を手掛ける)》
・藤光謙司さん《世界陸上 銅メダリスト 世界陸上4回出場・オリンピック1回出場・日本新記録・アジア新記録などを打ち立てたトップアスリート/300mの日本記録保持者/ニューネックス株式会社 代表取締役》
感情で変わる声の色

第4章 声解析で人生を変えた人々

第5章 プロトコール・マナーで自信を持ち、自然で美しい声に
プロトコールとは
人として望ましい人格をつくる
先祖崇拝を大切にしてきた日本人
食事前の作法が日本人力を復活させる
プロトコール・マナーで自信が持てる理由
プロトコールの基礎を身につけた声解析士が全国で活躍

第6章 AIとQTVと人が創る未来
AIがコミュニケーションのパートナーになる日
お母さんが元気になれば日本が元気になる
声解析で、幸せになる人を増やしたい

■由結あゆ美さんプロフィール
ゆうき・あゆみ/ユウキアユミワールドアカデミー校長。クォンタムヴォイスアカデミー校長。一般社団法人日本プロトコール&マナーズ協会にて講師を14年間、日本最大のホテリエを養成する学校法人日本ホテル学院専門学校日本ホテルスクールの講師を10年間務める。その後、量子論を学び、人生をさらに豊かにするレッスンを展開。また、量子論を取り入れた現代社会に合わせたマナー『クォンタムマナー [Quantum Manners]』を考案。会社員・主婦・学生延べ11,000人以上の指導を手がける。現在、東京・四谷にあるユウキアユミワールドアカデミー本校にて人材教育・コンサルティング事業を展開中。

■稲井英人さんプロフィール
いない・ひでと/ユウキアユミワールドアカデミー学長。クォンタムヴォイスアカデミー学長。株式会社ヘルメスライズ代表取締役。現代教育に矛盾を感じ教職を辞した後、人材育成事業を開始。その人本来の力を取り戻す声解析システム"クォンタムヴォイス"を開発。本システムに量子論を組み合わせた画期的な手法『クォンタムヴォイス』を開発。現在、東京・四谷にあるユウキアユミワールドアカデミー本校にて人材教育・コンサルティング事業を展開中。『クォンタムヴォイスアカデミー認定インストラクター 声解析士養成講座』及び教科書に載っていない日本の歴史をはじめとする『日本学』によるリーダー育成を担当。

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