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新しいのに懐かしい――日本橋人形町の「生活道具屋 surou n.n」のすてきアイテム

  • 2023.6.1

下町情緒あふれる日本橋人形町。有名な老舗飲食店が点在しています。「生活道具屋 surou n.n(スロウ エヌエヌ)」は、そんなまちの一角に立つ、センスあふれる生活雑貨のセレクトショップ。選りすぐりの照明や食器、観葉植物などを扱っています。コンセプトは“少しだけ贅沢な暮らし”。ガラス張りで外からも目を引く、魅力的な店内をご紹介します。

新しいのに懐かしい――日本橋人形町の「生活道具屋 surou n.n」のすてきアイテム
新しいのに懐かしい――日本橋人形町の「生活道具屋 surou n.n」のすてきアイテム
温かみのある、さまざまなデザインの照明
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ことりっぷ

日本橋人形町は下町情緒あふれる魅力的なまち。洋食や親子丼、人形焼き、鯛焼きなど、有名な老舗が点在しています。

「生活道具屋 surou n.n」は、そんな日本橋人形町にあるひときわ目を引く外観のお店。ガラス張りで、照明や食器観葉植物など魅力的なアイテムが外からもよく見えて、入ってみたいと思うレイアウトです。

以前は月島にも店舗を構えていましたが、2008年に日本橋人形町にこちらの店舗をオープン。
“少しだけ贅沢な暮らし”がコンセプトの、センスあふれる生活雑貨を集めたお店です。

新しいのに懐かしい――日本橋人形町の「生活道具屋 surou n.n」のすてきアイテム
従来のLED電球の味気なさが解消された、白熱電球のようなデザインのLED電球

店内に入って真っ先に目に入るのが、たくさん吊るされているさまざまなデザインの照明。

職人の手仕事の質感がすばらしい、明治時代創業の墨田区の「後藤照明」や、富山県の名産・高岡銅器の着色・発色技術を生かした高岡市の「momentum factory Orii(モメンタム ファクトリー オリイ)」などをはじめ、クラシカルで温かみのあるこだわりの照明が並んでいて、見ているだけでわくわくしてきます。

生活をうるおす緑のアイテムも
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「sol×sol」のサボテンたち

観葉植物や苔盆栽など緑も豊富です。

多肉植物を専門に、栽培から販売を行っている「sol×sol(ソルバイソル)」のいろいろな種類のサボテンが勢ぞろい。
「sol×sol」の“タニクとにっこり。”というコンセプトのとおり、かわいいフォルムのサボテンたちにほっこりさせられます。

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動物の形がかわいい「能作」の苔盆栽

苔盆栽は「能作(のうさく)」の人気シリーズ。はりねずみ、ひつじ、ひなどりなどの動物をかたどった鋳物の器に、アラハシラガゴケがあしらわれています。

「能作」は約400年近い歴史を持つ富山県高岡市の鋳物づくりのメーカーで、もとは仏具、茶道具、花器をつくっていたそう。
時代にあわせて製品のラインナップは変わっても、温かみは変わらず引き継がれているのが感じられます。

テーブルウェアも幅広いラインアップ
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河上智美さん作のゴブレットや小鉢

毎日の食事が楽しくなるテーブルウェアも充実しています。

茨城県常総市で創作活動をしている河上智美さん。河上さんがつくる吹きガラスのグラスやお皿は、シンプルなのにとても個性的で存在感が抜群です。

食器はそのほか、佐賀県有田焼の窯元「陶悦窯」が立ち上げたブランド「JICON 磁今」の磁器や、卓越した技術者でありながらデザイナーでもある職人さんがつくる「スガハラ」のガラス製品なども。

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鮮やかな色が魅力の「moritaMiW」

また、シンプルな色味が多い店内で、カラフルなアイテムが並ぶ一角もあります。
置かれているのは、詩画作家・森田MiW(ミウ)さんとタオルメーカー「楠橋紋織」がコラボした「moritaMiW」のタオルやティーポットカバー、ポーチ、トートバッグなど。

MiWさんが描く動物たちのイラストと、コットン100%の肌触りのよい「楠橋紋織」の生地がすてきな世界観をつくり出しています。

“スロウ”な生活を演出してくれるアイテムを提供

「生活道具屋 surou n.n」のセレクトは、どれもおしゃれでセンスを感じるのに、日常使いできるものばかり。それは、ものを長く使い続けるうえで大切なことです。

店名の「surou」の発音は「スロウ」。「緩い」の意味の英語をローマ字で和風にしたしゃれが効いています。そして、「n.n」は「日本橋人形町」を略したものだそう。

東京の下町・月島生まれ、日本橋人形町育ちの「生活道具屋 surou n.n」、今後もどんなラインアップが展開されるのか、とても楽しみですね。

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