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基本からチェック! 大人が知っておくべき「妊娠の仕組み」とは

  • 2015.12.12

こんにちは、ウェブライターのうぇぶりんです。

結婚すれば、赤ちゃんを授かると思っていた幼いころ。しかし現実は、そんなに単純なものではないようです。一般社団法人日本生殖医学会によると、 実際不妊に悩むご夫婦は10組に1組だといわれているそうです。

ここで基本に戻って、もう一度大人の常識として、妊娠の仕組みを考えてみましょう。

●女性の歴史をつかさどる! 知っておきたい子宮の働き

思春期になると生理が始まります。それは赤ちゃんを産む準備の第一歩と言えるかもしれません。しかし、女性としての始まりは、なんと8歳前後にさかのぼります。女性らしい体を作るのに必要な女性ホルモンは、そのころから働き始めるのです。

生殖器としての子宮には卵巣、卵管がつながっています。女性ホルモンはこの卵巣で分泌されます。数十万個の卵胞のうち成熟した卵子が排出されます。これが排卵です。これらの卵子は卵管を通って子宮まで届けられます。

子宮の中では内膜が妊娠に備えて厚くなります。妊娠していない場合、生理となって排出されるという仕組みです。大人になって赤ちゃんを産むために、女性の体の中では、すでに8歳くらいから準備が始まっているんですね。

●いつ妊娠するの? 基礎体温で知る妊娠のタイミング

妊娠、もしくは避妊のタイミングを知るために基礎体温を記録している女性は多いと思います。基礎体温によって、いつが排卵期かを把握できるからです。

基本的に生理が始まると体温が下がります。この低温の時期が続いた後、体温が上がる時期があります。その日の前後4〜5日間が排卵期と言われています。この時期が最も妊娠しやすいとされています。

この時期に妊娠した場合、体温は下がることなく高温相と呼ばれる時期が2週間以上続きます。

このように基礎体温を測っておくと、妊娠のタイミングが分かるだけでなく、実際に妊娠したかどうかも把握できます。

●知っておきたい妊娠の仕組み

これまででわかったように、体温が上がることでわかる排卵の時期に行為をし、男性側から送り込まれた精子の1個だけが、排卵により卵管に排出された卵子の中に入り受精するのです。

この受精卵は細胞分裂を繰り返します。そうしながら子宮に移動し、子宮内膜に着床した場合、それが妊娠です。着床した受精卵は、どんどん細胞分裂を繰り返します。そして赤ちゃんが育っていくのです。

このように改めて妊娠の仕組みについてたどってみると、赤ちゃんを産むために、幼いころからすでに準備が始まっているなんて、女性の体は本当に神秘的ですね。

基礎体温を記録して、女性としての自分の体をいたわってあげましょう。

【参考リンク】

・不妊症の人はどのくらいいるのですか? | 一般社団法人日本生殖医学会(http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa03.html)

●ライター/うぇぶりん(児童英語講師)

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