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身のこなしが軽やかでタフ! 憧れの60代ママが教えてくれた50代からの体の鍛え方【体験談】

  • 2023.6.1
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息子が習っている道場で習い始めた空手フィットネス。そこで出会った60代の先輩ママはレッスン中、バテ気味の私たちを横目に淡々と練習。パンチやキックのフォームも美しく見本に選ばれるほど。どうしたら彼女のようにパワフルに年を重ねることができるのか、普段何をして体を鍛えているのか聞いてみたところ、50代から始めたジム通いについて教えてくれました。

空手フィットネスで出会ったジム通いの達人

通い始めた空手フィットネスでしばしば一緒になる60代の先輩ママ。最初は年齢をちょうど私と母の間くらいかなと見当をつけ、母に比べて痩せているしシャキッとしていて元気そうな方だなと思っていました。

ところが一緒に練習をしていると、ただ元気だというだけでなく、例えば新しく教えてもらった型もすぐにできてしまうのです。体重移動や手足の動かし方などを先生にさっと質問をして、ロジカルに理解したら、すぐに体現できる器用さがありました。頭の回転も早く、身のこなしも軽やか。タフさもあり、後半バテ気味な私たちを尻目に、休み時間も黙々と練習を続けています。

フォームがとても美しく、先生が見本の型に選ぶほど。ひょっとしたら自分より身体的には優れているのかもしれない。そう思うほど、身のこなしが若いのです。

「彼女は、普段一体何をしているのだろう?」。何度かご一緒するうちに、そんな疑問を抱くようになりました。

50代から始めたジム通いは毎日欠かさず

ある日、練習後に60代の先輩ママとおしゃべりをする機会に恵まれました。「普段から何か鍛えていたりするんですか?」とずっと気になっていたことを尋ねてみたところ、「今は通っていないのだけど、50歳になってからジムに通ったのがよかったのかも」と教えてくれました。

立ったままピンと背筋を伸ばして水を飲みつつ、にこやかに答えてくれた彼女に、どれくらいのペースで通っていたのか聞いてみたところ、「毎日ですね」とさらっと答えたことにびっくり! 聞くと、当時はまだお子さんも高校生。しかも働いていたため、夕方仕事を終えたらいったん帰宅して、掃除、洗濯、夕飯の準備などひと通りの家事をこなしてからもう1度電車に乗って、夜ジムに通っていたというのです。

「面倒くさくなることとかなかったのですか?」「ジムでは何をトレーニングしていたのですか?」「おすすめの筋トレなどあったら教えてください」。矢継ぎ早に質問する私に、彼女は1つずつ丁寧に答えてくれました。

「面倒くさくなるときだってもちろんありましたよ。でも、毎日通うと決めたから意地になっていたところはありましたね」「トレーニングの内容は、ボクササイズと筋トレ。毎日行っていたのでジムのスタッフの方とも顔見知りになり、相談しながらメニューを調整していました」「コアを鍛える運動は毎日すると良いと思います。まずはコアをしっかり作ることがどんなスポーツをする場合も大事ですよね」

彼女は毎日、仕事をして帰宅して家事。夜はジム通いの日々をなんと10年も続けたと言い、「子どもが高校、大学、社会人になってもそんな生活を続けていたので、子どもから『お母さんは何を目指しているの?』とよく聞かれましたよ」と当時のエピソードを笑って話してくれました。

私は今まで朝ランニングをして、空手フィットネスをしているのでかなり運動をしているほうだと思っていましたが、改めて上には上がいるのだと思い知った瞬間でした。

まだまだ頑張れる!気持ちが前向きに変化

私も平日は仕事をしているので、夕方帰宅するとすぐに子どもの宿題を見て、夕飯を作って、お風呂を掃除して。子どもたちが入浴中に宿題や手紙のチェックをし、洗濯物を畳みながらソファに座ってしまうとなかなか次の家事に移れないほどヘトヘトになってしまいます。彼女はここからジムに通っていたんだと知ってから、まだまだできると思うようになりました。

「年を取るのは簡単でしょ? できる限り年を取らないように努力すれば、老化は確実に遅らせることができます。結局、すべては自分次第ですよね」。10年以上、毎日ジム通いを続けた理由をそう語った彼女の言葉が、今も心に残っています。

仕事や家事のあとに毎日ジムに通うなんて絶対無理に決まっている。挑戦する前から諦めてしまっていましたが、限界は自分が決めるのだと今は思っています。とはいえ、わが家は子どもがまだ小さいため、まず始めたのが洗濯物を立ったまま畳むこと。また、インナーマッスルの強化にはプランクが効果的という記事を読み、プランクは毎日するようにして1カ月、パソコン作業中も背中が丸まらなくなってきています。

まとめ

彼女のように元気に年を取りたい。あれから何度か空手フィットネスで一緒になりましたが、どんどんできることを増やしてレベルアップしている彼女は、私にとって憧れの存在です。

自分で限界を決めてはいけないんだ。周りから見たら無謀に思えることも、自分にとって必要だと思うのならば、臆さずに挑戦してみよう。そんなふうに思えるようになったのは、彼女の影響です。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:みうママ

昨年閉経を迎えた更年期ママ。泣く、怒る、時々笑う。喜怒哀楽の激しさに拍車がかかる日々。思春期の娘VS更年期の母という戦いに明け暮れている。パパと息子の男性陣は戦々恐々。地雷があちこちに埋まっているファミリー。家族は夫、1男1女の4人家族。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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