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「即、離婚する」「こんな夫欲しい」…出場者がコンテスト優勝しなかった際の夫の行動に賛否両論

  • 2023.5.31

ブラジルのミスコンで、ある出場者が準優勝となった時に客席にいた夫が取った行動がネット上で拡散して賛否を呼んでいる。(フロントロウ編集部)

ブラジルのミスコンテストで騒ぎ

ブラジルで毎年開催されるミスコンテスト“Miss Gay Mato Grosso”。先日、2023年のコンテストが開催され、決勝戦にはナタリー・ベッカーとエマニュエリー・ベリーニが残った。

優勝者が発表されるフィナーレの瞬間、ナタリーとエマニュエリーはステージ上で両手を握り合い、緊張のアナウンスを一緒に待っていた。そして呼ばれた名前は…エマニュエリー! エマニュエリーは泣きながら崩れ落ち、ナタリーはそんなエマニュエリーを祝福するように声をかけ、2人はハグをし合った。

しかし次の瞬間、客席から突然男性がステージに飛び乗り、優勝者に渡されるティアラを奪い取るとステージに思い切り投げつけて破壊! この男性は、ナタリーの夫。ナタリーが優勝を逃したことに激高した夫は、困惑した様子のナタリーの手を“もう行くぞ!”というそぶりで引っ張ると、周囲に怒鳴り散らしながらステージ袖へと消えていく前、再び床に落ちていたティアラを拾ってステージに投げつけた。

この動画はすぐさまSNSで拡散されることに。ツイッターでは、「こんな夫欲しい」「パートナーにはこのくらいの気合で応援してもらわなきゃ」「自分も彼女のためなら同じことをする」と夫の行動を評価する声もあれば、「即離婚する」「こんなことされたら恥ずかしすぎる」「業界での評判をがた落ちにさせるような夫とは離婚」と批判する声も多い。ちなみに今回の件では、“妻を傷つけるジョークを言った”という理由でアカデミー賞で司会者をビンタしたウィル・スミスに重ねる声も多く聞かれている。

Miss Gay Mato Grossoは、レズビアン、ゲイ・バイセクシャル、トランスジェンダー、パンセクシャル、インターセックス、アセクシャルなど、LGBTQ+が出場するミスコンテスト。ブラジルで毎年開催されているコンテストだが、今回の騒動で国際的な認知を広げることとなった。(フロントロウ編集部)

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