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「審査に落ちますように…」妻に借金させたい夫と借りたくない妻。果たして結果は!?<モラハラ夫>

  • 2024.12.12

モラハラ夫と。15年の結婚生活を送ったのち、離婚したRINさん。バツイチの彼と入籍すると、夫となった彼は、穏やかだと思っていたのにRINさんに暴言を吐くように。さらに退職と転職をくり返し、挙句には借金も。RINさんはやがて長男を出産します。ある日、夫は自分の店を開きたいと言い出します。RINさんは家を手放すこと、実家で同居することを条件に了承しました。店がオープンすると、大忙しで売上は順調でした。すると夫は、店が順調なうちに銀行からお金を借りることをRINさんに提案。しかも、RINさんの名義でと言うのです。

実母への借金も返せていないのに、これ以上借金を増やしたくないと、RINさんは大反対。しかし夫に押し切られ、数日後に銀行担当者を呼ぶことになってしまいます。そこで明らかになったのは、夫が2号店を出そうとしているという事実。

RINさんは驚きつつも、審査には落ちるだろうと考えていました。はたして結果は――!?

融資の審査を受けた結果…

夫が突然銀行からお金を借りたいと言い出し、やってきた銀行担当者。融資の目的を聞かれると、夫は嬉しそうに言いました。

「2号店を出そうと思っています」

寝耳に水だったRINさんはビックリ。けれども銀行担当者は、店の決算書を見て、問題なさそうだと言いました。

それでもRINさんはきっと審査で落ちるはずと思っていました。銀行が自分たちにお金を貸してくれるはずがないと思っていたのです。

「どうか審査に落ちますように!!」

RINさんは祈りました。しかし、その願いもむなしく……。

「融資決定しました!」

と銀行担当者。大喜びの夫の隣で、固まってしまうRINさん。

「次の店舗をみつけなくっちゃなぁ!」

夫は早くも次の店舗へと目を向けるのでした。

◇ ◇ ◇

順調なうちに困ったときのためにお金を借りておくと言っていたモラハラ夫さんですが、実際には2号店を出したいとのこと。使う気満々ですね。審査の結果を聞いたときのモラハラ夫さんは、お店を始めるときと同じぐらい生き生きしていたそうです。RINさんとしては聞いていなかった2号店のために自分名義で借金させられるのは、たまったものではないですよね。



著者:マンガ家・イラストレーター RIN

ベビーカレンダー編集部

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