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面白いアクティビティが充実。【OMO5金沢片町 by 星野リゾート】で金沢をもっと知る旅を

  • 2023.5.31

星野リゾートの街ナカホテル「OMO(おも)」に泊るなら、間違いなく参加しておきたいのが「ご近所ガイド OMOレンジャー」の案内する「Go-KINJO(ご近所)」ツアーや館内でのアクティビティ。【OMO5金沢片町 by 星野リゾート】では、金沢の街や文化に触れる楽しい体験を用意します。

「金沢21世紀美術館お散歩ツアー」

OMO5金沢片町の目玉といえば、OMOレンジャーの案内で巡る無料の「金沢21世紀美術館お散歩ツアー」。普段は観光客で賑わう美術館も、人の少ない朝イチに見学するのがこのツアーのウリです。館内の一部は無料で楽しめる交流ゾーンになっていて、金沢21世紀美術館の歴史やコンセプトを聞きながら、その魅力を知ることができるんです。

ツアーは前日の22時までに予約が必要です。現地解散になるので、入館料を払えばそのまま展覧会ゾーンを鑑賞できます。

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▲人の少ない時間に美術館のフリーゾーンを散策 <画像提供:OMO5金沢片町 by 星野リゾート>

コンセプトは“公園のような美術館”。ガラス張りの円形の建物には出入口が4か所あって、表と裏の概念がありません。公園にいるような感覚で、気軽に体験。不思議な気持ちになる美術館です。

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▲球体のパビリオン「まる」

美術館の10周年を記念して作られたオブジェ「まる」。球体が集合した不思議な形ですが、背景に建物がどんなふうに写り込むのかまで考えて造られています。いろいろな角度で見たり写真を撮ると、見え方が変わって面白いんです。

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▲「まる」の中で撮影すると一風変わった写真が撮れます

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▲横一直線の椅子も、他ではありえない長さです

館内に置かれた様々な形の椅子もアートです。全ての椅子には愛称があり、座り心地を試すこともできるんです。

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▲ヤン・ファーブル『雲を測る男』 <画像提供:金沢21世紀美術館>

1961年のアメリカ映画『終身犯』で、監獄に入れられた主人公が研究の自由を奪われ「これからは何をして過ごすのか」と問われると、「雲でも測って過ごすさ」と応えたシーンから着想を得た作品です。人の持つ無限の可能性が感じられました。

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▲色彩がカラフルでフォトジェニックな壁画

金沢21世紀美術館の開館に合わせて来日した作者が、加賀友禅からヒントを得た壁画です。置かれたロッキングチェアも壁画の一部分を切り取った絵柄で、どの部分か探してみるのも楽しみ方のひとつ。椅子に座ると『雲を測る男』がよく見えます。

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▲ジェームズ・タレルの「ブルー・プラネット・スカイ」

こちらも無料で体験できる穴場スポット。何もない部屋に見えますが、天井が正方形に切り取られ、朝から夜まで変化する光や気温を体感しながら、普段は気づかない知覚を呼び覚ます作品です。曇り空のこの日は、ただ真っ白なだけの無の世界に見えました。

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▲SNSでカワイイ写真が撮れると人気のフォトスポット

ラビットチェアは、撮影するのに順番待ちをするほど人気ですが、朝イチなら人もまばらで撮影し放題です。

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▲屋外展示も見逃せない

美術館の周囲に広がる芝生広場にも様々な作品が展示されています。オラファー・エリアソンの「カラー・アクティビティ・ハウス」は、シアン、マゼンタ、イエローの3原色のアクリルボードを、渦巻き状に並べた作品。立つ場所や見る人の動きによって、周囲がちがう色に見えます。実際に入ってみると、なぜか不思議な感覚になる体験型の作品です。

加賀の茶の湯に触れる「生らくがん作り体験」

加賀藩前田家が文化や工芸品の振興のために奨励した茶の湯。金沢では今もお茶会が開かれ、それとともに和菓子作りも盛んです。ホテル1階のOMOカフェでは、15時30分から、金沢の老舗「落雁 諸江屋」とコラボした「生らくがん作り体験」を用意します。

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▲「生らくがん作り体験」は1人 1,000。前日の17時までに予約

紙芝居を使って、生らくがんの説明や金沢の和菓子文化を解説。そのあと生らくがんを作り、棒茶と共に試食するまでが体験です。

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▲好きな押し型を2つ選んでらくがんを作ります

一般的に、らくがん作りには木型を使いますが、気軽に体験できるよう「落雁 諸江屋」が、シリコン製のホテルオリジナルの押し型を制作。OMO柄など可愛いデザインが人気です。

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▲和三盆糖と寒梅粉を混ぜ合わせた粉とあんを層にして、型で押し出します

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▲押し型の文字やデザインがくっきり現れた、きれいならくがんが出来ました。

出来立てのらくがんはしっとりした食感で、和三盆糖とあんこの上品な甘さで、棒茶と共にいただきます。らくがんのイメージが変わる体験でした。

「いいじな棒茶の飲み比べ体験」

金沢でよく目にするのが“加賀棒茶”。茶葉ではなく茎を煎じたもので、石川県で日常的に飲まれています。そこで、焙煎方法がちがう棒茶を飲みくらべできるのが、「いいじな棒茶の飲み比べ体験」。「いいじ」とは、石川県の方言で「いいね」の意味で、焙煎方法の違うお茶の味わいを試します。17時から18時30分まで、30分ごとに計4回行われる無料のアクティビティです(季節によって開催時間帯や回数に変更があります)。

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▲「いいじな棒茶の飲み比べ体験」

飲み比べ体験で使うのは、ホテルのあるタテマチストリートで170年の歴史をもつ老舗「野田屋茶店」のお茶で、一番摘みのやわらかい茎を焙煎したものです。

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▲普段は経験することのない棒茶の飲み比べは、とてもレアな体験です

左から香り高く焙煎した「薫(かおり)」、中央は浅く焙煎した「極(きわみ)」、緑色は「深むし煎茶」の3種類。「極」からいただくと味わいの違いがよく判ります。「薫」は香ばしく、「極」は柔らかな甘味を感じました。

金沢の文化や美術に触れる【OMO5金沢片町 by 星野リゾート】のアクティビティ。観光やショッピングだけじゃない、ちょっと深く金沢を知ることができる体験に、ぜひ参加してみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:OMO5金沢片町 by 星野リゾート https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kanazawakatamachi/>

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