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116着→20着。2年間、服を買わず「着たい服」だけに絞ってみたら

  • 2023.5.30
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昨シーズン、数えるほどしか袖を通さなかったワンピースや、合わせるトップスが思い浮かばなくて畳みジワがついてしまったパンツ、シーズンごとについ買い足してしまうボーダーシャツ。「いつか整理しよう」と自分に言い聞かせながら、クローゼットには着ない服が溜まっていくばかり......。

12歳・10歳・7歳の3人の子育てをしながら、仕事に家事にと日々奮闘するみやさんも、4年前まではそんな、「片づけられない人」だった。「時間がない」が口ぐせで、家の中は片づくことがなく、ものがあふれ返った部屋で過ごすことが当たり前。もともと浪費家で買いものが好きだったこともあり、「ストレス発散に買いもの→どんどんものが増える」という負のループのなかにいたという。

しかし今では、クローゼットの中はご覧の通り。すべてが「スタメン」で、いつでも「着たい服」が見つかるクローゼットへと生まれ変わった。この4年間で、みやさんに何が起きたのだろうか――?

2023年5月26日、みやさんの著書、『イツカを手放してイマを身軽に生きる方法』(エムディエヌコーポレーション)が発売された。

みやさんが片づけをはじめたきっかけは、心のなかにモヤモヤっとあった「このままではいけない気がする」という、ちょっとした違和感に気づいたことだった。そこで、「2年間服を買わない」と決め、まず手持ちの服の枚数を数えたみやさん。全部で116着。そこから徐々に減らしていき、1カ月後には72着に、2カ月後には62着に、3カ月後には59着に減り、1年後には39着に。片づけを始めて4年間で、とうとう20着にまで減らすことに成功した。

この体験を通してみやさんは、「服で自分を大きく見せることはやめよう」「本当の自分を隠すための服はもういらない」という考えに至ったという。本書では、自分のもの、家族のもの、ものへの執着心、ものを増やしてしまう習慣の手放し方を解説。ものを減らしスッキリと暮らすための具体的なノウハウが満載だ。

部屋の片づけは単にものを捨てるだけではない。収納や取捨選択にもコツが要る。「家族のものが多い」と悩む人、「片づける時間すらない」という忙しい子育て世代も必読の書だ。

■みやさんプロフィール

みや/医療従事者として働きながら、3人の子育て(12歳・10歳・7歳)も奮闘中。仕事、家事、育児と多忙で片づけることができず、ものであふれ返っていた家を突如、4年前に片づけはじめる。約120着あった自分の服は20着まで削減。新築なのに汚部屋と化していたマイホームをスッキリ蘇らせる。その経験を生かすべく、整理収納アドバイザー1級を取得。現在もミニマルな暮らしをめざして、片づけを継続中。

Instagram @miyasan.2020 / Voicy「みやのゆるりとラジオ」

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