【「帰宅恐怖症」になったA子】「もう限界。義母がいる家には帰りたくない」と言い、した事とは？

義母とのいざこざで帰宅恐怖症になってしまったA子。仕事が終わって帰ろうとすると、身体に異変が起きます。旦那に相談してもとりあってくれません。
「このひとは、私がピンチのときも無視をするんだ」A子は旦那にも大切にされていないと知り、家を出る決断をします。

結婚を機に、義両親との同居をスタートさせたA子。
義母との争いは同居一日目から始まり、どんどん加速していったそうです。

なんでも出しっぱなしの義母。
片付いてないとストレスになるA子。

A子は片付けても、その先から義母が散らかすのが耐えられなかったといいます。

仕事から帰ってきたら、玄関が泥だらけ。原因は？
畑仕事から帰ってきた義母が、洋服の泥をはたかず家にあがっているからです。

A子は何度か義母に「泥を落としてからあがってください」と伝えましたが
姑は同じことを繰り返したといいます。

旦那さんに相談しても、とりあってくれず逆ギレをされる毎日。
義実家で居場所がないA子は、どんどん心が壊れていくのを体感しました。

子供じゃあるまいし、洋服の泥くらいはたいてから家に上がって欲しいものです。

A子はある日身体の異変に気付きます。

会社からの帰り、帰宅をしようとすると身体が硬直して変な汗がでてきたそうです。
「私……どうしちゃったんだろ」

それから睡眠障害が始まり、義母の声を聞くとイライラが加速し義母に罵声を浴びせてしまっていたそうです。

こんなとき、旦那さんが頼りになればいいのですが、A子の旦那さんは逆ギレをするタイプのひとだったので、頼ることはできませんでした。

胃がキリキリと痛くなり眠れない日々。
このままだと私は壊れてしまう。

A子は決断します。

「私はこの家にいると壊れてしまう。だから家をでよう」

A子の様子が気になり、久しぶりに連絡をしてみると
A子は義実家を出て、アパートを借り1人暮らしを始めていました。

「旦那さんは？」と聞くと「何度かアパートに来て話し合ったよ。私は離婚を考えているけど、彼は離婚をしないといってる。彼が義実家から出ることはないと思うけどね」

A子の離婚問題はまだまだ先になりそうですが、A子は義母というストレスがなくなり
心が軽くなったそうです。

自分の人生、ときには思いきりが大切だということを、私はA子から学んだ気がしています。

ftnコラムニスト：立花彩夏