【博多区】時空を超え荘厳な「ホテル日航福岡」チャペルでパイプオルガンの奏

初夏のウエディングシーズンになってきましたね。ジューンブライドという言葉があるように、ヨーロッパではこの季節の花嫁は幸せになれるという言い伝えもあります。 新緑が眩しく輝き新しい旅立ちを祝福する季節、ホテル日航福岡のチャペルへ伺い、素敵な時間を過ごしてきました。 チャペルという厳粛な雰囲気が大好きな、地域特派員えりりんがお伝えしたいと思います。

ステンドグラスが美しいチャペル

ホテル日航福岡のチャペル「プリエール」は、フランス・ブルゴーニュ産の石材を用いて、中世ヨーロッパのゴシック様式によって建造され、とても重厚な雰囲気です。 光輝くステンドグラスは24000枚のピース１枚１枚に色を焼き付けたヴィトラーユ社製のものだそうで、チャペルに入ってまず目を奪われ、その美しさに圧倒されました。

チャペル内の祭壇や椅子は、イタリアの教会用家具専門の職人が製作したものを使用。尖塔アーチのモティーフや列柱は美しくカーブを描き、誰もがうっとりする空間です。 本物だからこその凜とした空気感、感動的で深く記憶に印象付けられるチャペルです。

パイプオルガンの調べ

その美しいチャペル後方には、ホテルウエディング最大規模ともいえるパイプオルガンが！ フランス・ケルン社製で、伝統の技術によって2400本のパイプがハンドメイドされたものだそうです。 専属オルガニスト池田泉さんにパイプオルガンの造りをご説明頂きました。 送り出される風によって管楽器であるパイプが鳴る仕組みだそうで、多彩な音色の響きも魅力です。 鍵盤も、時代や国によって手鍵盤や足鍵盤の数や段数が異なり、オルガニストは足鍵盤付きの３段譜を見て、指先は大胆かつ繊細なタッチで音を奏で、両足はつま先やかかとを使い演奏します。 音色も多種多様で、曲や場面に合わせて選択していくそうです。 音がパイプに伝わりチャペル内に広がっていく様は感動の風景でした。

専属オルガニストによる演奏

池田泉さんは、ホテル日航福岡チャペルプリエールの専属オルガニストで、国内外でも多く活躍されていて、あのパリのノートルダム大聖堂でも過去１番多く演奏された日本人で、ミュージックディレクターとして、聖歌隊の指揮や式全体のコーディネートもされています。 常にチャペルでの音の響きに耳を傾け、音のバランスを考えながらの全身全霊での演奏に心が震えました。 素敵な音をお届け出来ないのが本当に残念ですが…美しい調べに聴き入って、時を忘れる幸せな時間でした。

チャペルでの演奏会

こちらのチャペル「プリエール」では、オルガニスト池田泉さんによる演奏会をはじめ、専属合唱団「コレギウム・プリエール」との演奏会など、テーマを変えて毎月開催されています。 次回演奏会は6/18(日)で、演奏曲目は次のとおりです。

6/18(日)16:30開演 聖Sacra〜父の日への想いを込めて 松本さくら ヴァイオリンリサイタル with Pipe Organ 池田泉

バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第１番ト短調 G線上のアリア ブルッフ:「コルニドライ」 レーガー:アリア、ラルゴ レーガー:フーガ ホ短調(オルガン）

チケット価格 前売一般¥4.400(学生¥2.200) 特典¥3.300(特典対象）プリエールコンサートクラブ、オークラニッコーホテルズOne Harmony会員、当日ホテル日航福岡利用の方(宿泊・レストラン)

チケット取扱い①ホテル日航福岡ホームページ「オンラインショップ」より ②チャペル担当宛メールで申し込み(chapel@hnf.co.jpチャペル担当まで）

魅力的なチャペル

チャペルの前庭は12世紀ロマネスク様式の回廊風で、タイルブリックはアンティーク仕上げで古い風合いがとても素敵でした。 今回は大変有意義な時間を過ごす事が出来、オルガニストの池田泉さん、企画・広報担当の永渕さんには様々なお話をお聞かせ願え、チャペルの奥深さを知る事が出来、ますますこの空間が好きになりました。 荘厳な雰囲気に身を置く事も、非日常的で心地良いものです。 心落ち着かせる癒しのチャペルを訪れて、奏でられる音に耳を傾けてみませんか。

笑顔が素敵な永渕さん

ホテル日航福岡 〒812-0011 福岡市博多区博多駅前2丁目18番25号 TEL 092-482-1111（代） チャペルプリエール イベント情報｜イベント｜ホテル日航福岡【公式】－博多駅から徒歩3分－ (hotelnikko-fukuoka.com)