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3歳双子を残し兄夫婦が他界「誰が引き取る?」親戚騒然⇒独身の弟が姪を引き取り育てた結果?

  • 2023.5.29

スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「兄の忘れ形見・双子の娘を引き取り育てた結末」を紹介します。

38歳のパニオは愛する友美と結婚。パニオには15歳の双子の娘・ミクとカナがいます。現在の幸せに至るまで、パニオには数々の障壁を乗り越えてきました。

恩人である兄との悲しい別れ

パニオは小学校の時に両親を事故で亡くし、10歳上の兄がここまで育ててくれました。

12年前、パニオが仕事をしていると、警察から電話が。なんとパニオの兄夫婦が事故に遭ったとのこと。急いで病院に駆けつけるも、もう2人は息を引き取ったあとでした。

パニオは、親代わりになって育ててくれた兄に感謝の気持ちを持ちながらも、迷惑をかけずに独立した姿を見せたいと、彼との距離を保っていたのです。もっと話すべきだった、会うべきだったと後悔の念にかられたのですが、それはもう叶いません。

気持ちの整理がつかないまま、パニオが喪主となり葬儀をすることになりました。

双子の姪っ子を引き取り、家族に

2日後の葬儀のとき、兄の双子の娘・ミクとカナ(3歳)の行く末について、親戚たちは話し合っていました。誰も彼女たちを引き取りたがらず、施設への入所が提案されていたのです。2人は部屋の隅で泣きながら立っています。


彼女たちは兄夫婦の生きた証であり、大切な姪っ子。兄から受けた恩を返す番だと、パニオは2人を引き取ることを決め、大事に育てようと心に誓いました。

ミク・カナと一緒に暮らし始めること数カ月。2人は夜になると寂しさから少し泣くこともありますが、保育園では元気に過ごしてくれています。

保育園の先生・友美は、彼女たちの心の支えになって、2人の様子を見に家に来てくれることもありました。友美の存在は1人で子育てを始めたパニオにとっても癒しの存在でした。

数年後、ミクとカナが小学生になったとき、パニオは友美に「俺と付き合ってくれますか?」と告白。友美は喜んで受け入れ、2人は恋人となりました。

2人の娘が望んだのは、育ての父・パニオの幸せ

数年後のミクとカナの中学入学式前日、ハレの日だというのになぜか2人はご機嫌斜め。理由を聞いてみたところ、「入学式にママも来て欲しい……」とのこと。そしてミクとカナは友美に、「本当のママになって!」と頼んだのです。2人はパニオに、自分自身の幸せを考えてほしいと懇願しました。

驚いたパニオ、実は入学式が終わったら友美にプロポーズするつもりで、指輪を既に用意していたことを打ち明けました。そして友美にプロポーズ! 友美も家族の一員になってくれることに。これからもミクとカナ、そして友美と一緒に幸せな日々を送ります。

幸せいっぱいの新生活~手作りのスタイと共に~

その後、小さな教会で4人だけの結婚式を挙げました。式のあと、ミクとカナは2人にお祝いの言葉をかけ、かわいらしい手作りのスタイをプレゼント。実は2人とも、弟や妹を待ち望んでいたのです。

その後友美はすぐに妊娠し、ミクとカナは近々お姉ちゃんになる予定。これからは家族も増え、新しい生活をスタートさせます。父母や兄との別れによって苦労を重ねたパニオでしたが、今では幸せいっぱい。きっと、天国の兄夫婦も見守ってくれていることでしょう。


著者:ライター パニコレ

ベビーカレンダー編集部

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