1. トップ
  2. おでかけ
  3. 個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

  • 2023.5.29

2020年7月にオープンした【THE GATE HOTEL(ザ・ゲートホテル)京都高瀬川 by HULIC】は、昭和2年(1927年)に竣工した築95年の旧立誠小学校をリノベーション。古い建物を活かしながら、個性豊かで想像力をくすぐられる客室を用意。ここでは、眺望のいいスイートルームや、ユニークな滞在ができる客室「Lab」を紹介します。

上質な滞在を楽しむ「スイートルーム」

ホテルの客室は、3階建ての旧校舎をリノベーションした「Schoolhouse(スクールハウス)棟」と、新築した8階建ての「Main(メイン)棟」からなる全184室。メイン棟の4階は電子タバコが吸える客室になっています。ここでは、メイン棟のスイートルーム「ザ・ゲート」を紹介します。

個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

▲8階建てのメイン棟は、旧校舎のレトロな外観を模しています <画像提供:ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC>

個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

▲メイン棟のスイートルーム「ザ・ゲート」

ホテルの中で最も広い63平米の客室で、リビングルームとベッドルームは扉で仕切れるようになっています。6階と7階の角部屋にあるため、京都のホテルでは珍しく眺望が広がり、東山の景色を一望。四条大橋の東詰にあるレトロな南座もよく見えます。

個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

▲臨場感のあるサウンドを楽しめるエムズシステムのスピーカー。リビングと寝室には、それぞれ50型のテレビもそなえます

個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

▲ベッドマットは英国のスランバーランドを採用。7階はツイン、6階にはキングの客室を用意します

個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

▲洗面は余裕のあるダブルベイシンで、スイートルームには男性用と女性用の基礎化粧品も置かれます

個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

▲ゆったりしたバスルームはレインシャワー付き

クラッシー以上の客室にはバスタブを備え、筋肉の凝りや疲れを癒す硫酸マグネシウムを含んだ「エプソム」のバスソルトも用意します。

アーティストとコラボした3つの客室「ラボ」

築95年になる、京都市初の鉄筋コンクリート造りの校舎をリノベした、スクールハウス棟の客室は5タイプ20室。とりわけ「Lab(ラボ)」と名付けられた3タイプは、彫刻家の樂雅臣(らくまさおみ)氏と、植物を丸いガラスに閉じ込めたテラリウム“スペースコロニー”で知られる村瀬貴昭氏とのコラボルーム。寺社の庭園を思わせる空間を設けた客室で、唯一無二の滞在が得られます。

個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

▲旧小学校をリノベした客室「Lab – The Remains teach us(ラボ – ザ・リメイン ティーチ アス -)」

「The Remains teach us」と題した351号室は、樂雅臣氏と村瀬貴昭氏の2人がコラボした作品のある部屋。旧校舎の窓や天井高をそのまま残したレトロモダンなデザインで、リビングとベッドルームをテレビを置いたラックが隔てています。

個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

▲幅が200cmのキングベッドを設置

ベッドの横には、もうひとつの“部屋”がもうけられ、樂雅臣氏と村瀬貴昭氏のコラボ作品を設置。時おりスモークが漂うなど、幻想的な雰囲気です。

個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

▲テーマは“遺構紀行”。石積みの彫刻アートと緑に癒される植栽アートが融合します

個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

▲高い天井を見上げると、柱や梁に小学校当時の造形が残ります。重なり合う光と影の強弱が美しく、ソファやベッドに寝転んで見上げるのも一興です

ラボの名が付く客室は、ほかに「ストーンボックス」と「フローティングポイント」の2部屋。京都の山や寺社の庭を思わせる、幻想的なインスタレーション(空間アート)になっています。

個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

▲こちらは枯山水のような353号室「Lab – Stone Box – (ラボ ストーン ボックス)」 <画像提供:ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC>

樂雅臣が手がけた353号室の空間アートは、オーストラリアの白砂を敷き、大理石の彫刻“Stone Box”で海底を表現。石と白い砂の組み合わせは、現代の枯山水を思わせます。

個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

▲苔寺を彷彿する354号室の「Lab – Floating Point – (ラボ フローティング ポイント)」 <画像提供:ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC>

354号室で村瀬貴昭氏が手がけた空間は、天井から“スペースコロニー”が吊り下がり、苔やシダで覆った杉の木の根を島のように配置。回遊式庭園を思わせる飛石が置かれ、テラリウムの世界に入りこんでしまった感覚です。

日本映画発祥の地にある客室「シネマ」

ホテルのある場所は、日本での映画発祥の地でもあるんです。明治30年(1897年)に、京都電燈株式会社の中庭(後の立誠小学校)で試写実験が行なわれたことをリスペクトして、映画を楽しめる客室「シネマ」を用意しています。

個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

▲ホームシアターを備えた39平米の客室「シネマ」

メイン棟の4階から7階にある客室は、65型の巨大なテレビや、デンマークの高級オーディオ「バング&オルフセン」のホームシアター用スピーカーBeolab18を設置。ハイクオリティな音響で映像を楽しめます。

個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

▲映画鑑賞はキングサイズのベッドでくつろぎながら

「シネマ」はVOD(ビデオオンデマンド)で約380タイトルの映画が無料で見放放題という特典付き。ブルーレイディスクプレーヤーも用意され、お気に入りの映画や音楽鑑賞ができるほか、ゲームも迫力満点で楽しめます。

個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

▲全ての客室に用意されるルームウエアは、二重ガーゼのやさしい肌ざわりで着心地抜群です

13タイプの客室を用意する【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】。とりわけ旧小学校の面影を残すスクールハウス棟の客室や、アーチストとコラボした個性豊かな「Lab」は唯一無二の存在。普段は味わえないユニークなホテルステイを楽しんでみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC https://www.gate-hotel.jp/kyoto/>

元記事で読む
の記事をもっとみる