【映画】どっち？どっち？絶叫必死です！『ブラック・デーモン　絶体絶命』

2023.5.28
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こんにちは！リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです！６月２日（金）公開予定の映画『ブラック・デーモン絶体絶命』の試写会へ行ってきました。文字通り「絶体絶命」！手に汗握りながらスクリーンに終始釘付けになった様子をレポートさせていただきますね。

名監督×名プロデューサー

監督は『ランボーラスト・ブラッド』他多くのアクション作品を手掛ける実力派のエイドリアン・グランバーグ。プロデューサーは社会現象ともなったホラー映画『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』のジョン・シルク。そのお2人にふさわしく、撮影も超本格的なんです。撮影はドミニカ共和国の南に位置するファン・ドゥリオのスタジオで行われたのですが、なんと実際に3.2万㎡の水撮影施設の横に実寸大の油田を建設したとのこと！3カ月間に渡り世界最高峰のダイバーやスタントパフォーマーと訓練を重ね、過酷な水中撮影に成功しました。

© 2023. Black Demon Movie, LLC. All rights reserved. そして室内のアクションシーンは、ブルースクリーン、LIDAR（レーザーの反射情報をもとに距離や形などを計測する技術）、俳優の全身スキャンなど最新技術を駆使しています。ドイツの映画用機材メーカー、ARRI社のカメラを使うことで映像の美しさを保ちながら、ヴィンテージレンズを通して油田から立ち込める煙や湯気、鉄の質感を映像に収めることに成功したという、ハイレベルさです。

BLACK DEMONとは？

直訳すると「黒い悪魔」ですが、推定体長15m以上の超巨大ザメが、メキシコのバハ・カリフォルニア沖に潜んでいるという伝説の生き物。その正体は一切不明ですが、太古の巨大ザメ、メガロドンの生き残りだとする者や、メラニン色素過剰を起こしたホホジロザメの突然変異種だとする者、漁師の大ぼらだとする者から、「水面下を泳ぐジンベエザメの影を見間違えたのだ」とする者まで、解釈は様々。でもただの迷信と侮っていたら、いけませんよ～！

古代アステカにおける雨の神、トラロックの化身として現れたブラック・デーモンが、大自然を汚した人類へと牙を剥きます！ただの伝説じゃ終わらないことは、リアリティを追求した大迫力の映像でお確かめください！

ストーリー

海底油田の視察とバカンスを兼ねて家族とメキシコを訪れたポール（ジョシュ・ルーカス）。かつては活気があった街はすたれ、「悪魔」から守ってくれると言われる、アステカの彫刻だけが光っています。

たどり着いた油田にも人気はなく、見知らぬ男が怯えた顔で海を見つめているだけ。突然油田が突き動かされ大きく揺れたかと思ったら、海面に現れたのは大きく黒々としたヒレ。その怪物が、アステカに語り継がれる伝説の超巨大ザメ“BLACK DEMON”だっだのです。ポールの家族が油田に現れる中、通信手段はなく、ボートは損壊。さらに海底には何者かが仕掛けた大型爆弾が見つかります。なんと爆発までのタイムリミットは59分。海には執拗に襲ってくる超巨大ザメ。極限状態の中で変化していくポールの気持ち。傲慢でナルシスト全開のポールが、徐々に良心の呵責、懺悔、家族への想いが強くなり、それらが交錯していくことによって展開するストーリーは、次はどうなる？どうなる？のドキドキが止まらないあっという間の101分です。

海洋ノンストップ・サバイバル・スリラー

海洋ノンストップ・サバイバル・スリラーなのですが、それだけなく家族とは？自然とは？幸せとは？次々に突き付けられる一択できない選択にドキドキしたり考えさせられたり、しんみりしたり・・・

スリル満点だけでは終わらないヒューマンドラマでもあるなと感じた『ブラック・デーモン絶体絶命』。この夏一番エキサイティングで感動できる映画の一つになること間違いなし！是非大きなスクリーンで家族や大切な方と一緒に観ていただきたいです！

『ブラック・デーモン絶体絶命』監督：エイドリアン・グランバーグ製作：ジョン・シルク CAST ポール：ジョシュ・ルーカスイネス：フェルナンダ・ウレホラチャト：フリオ・セサール・セディージョ 2023年/アメリカ／英語・スペイン語/101分/ユニビジウム/カラー/5.1ch/ 原題:THE BLACK DEMON/G 日本語字幕:星加久実配給：松竹 https://movies.shochiku.co.jp/blackdemon/ 上映：中洲大洋映画劇場

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