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BTSは第3世代…早くもK-POP“第5世代”グループが登場?そもそも「世代」は何を意味しているのか

  • 2023.5.28
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“第4世代”と呼ばれるK-POPグループの活躍が目立つなかで、次の世代、つまり“第5世代”の先頭を狙ったグループが次々と登場している。

aespa、IVE、LE SSERAFIM、NewJeansといったガールズグループが第4世代の覇権をめぐって激しい競争を繰り広げているなかで、今年新たにローンチされるグループが“第5世代”と命名される雰囲気だ。

8TURN、xikers、XODIAC、CMDM、The Wind、ADYAなどが、「第5世代」というフレーズを付けてデビューを知らせた。今後も新人グループのデビューが相次いで予告されており、特にボーイズグループのローンチが活発に行われるものと見られる。

“第5世代”候補のグループたち

現在、最も注目されているボーイズグループは「ZEROBASEONE」だ。彼らはMnetのオーディション番組『BOYS PLANET』を通じて最終デビュー組に抜擢された9人の練習生たちで、今夏のデビューを控えている。

(写真提供=WAKEONE)ZEROBASEONE

第5世代K-POPアイドルの最初の走者として登場する彼らは、2年6カ月間のプロジェクトグループとして活動する。ZEROBASEONEは公式インスタグラムを開設してから6日で、公式TikTokを開設してから7日でそれぞれ100万フォロワーを突破し、熱い関心を証明している。

また、JTBCのオーディション番組『PEAK TIME』の最終優勝チームである「VANNER」も本格的な活動に乗り出し、MBCの『放課後のときめき』シーズン2である『少年ファンタジー』も新しいボーイズグループの誕生を控えている。

他にも、歌手ZICOが設立したKOZエンターテインメントでは、彼が直接総括およびメインプロデューサーを務めた6人組ボーイズグループ「BOYNEXTDOOR」がデビューを控えている。

(写真提供=KLAPエンターテインメント)VANNER

芸能事務所ファンタジオでもASTRO以来、約7年ぶりに披露するボーイズグループ「LUN8」をローンチする。SMエンターテインメントは、日本を基盤とするNCTの新しいチームと、NCTから脱退したソンチャンとショウタロウを主軸にした新しいボーイズグループも予告した。

大注目のガールズグループもある。YGエンターテインメントの新ガールズグループ「BABYMONSTER」だ。

最近、7人のメンバーを最終確定し、5月14日には公式YouTubeチャンネルを通じてプレデビュー曲『DREAM』を公開してデビューが差し迫ったことを知らせた。

(画像提供=YGエンターテインメント)BABYMONSTER

BABYMONSTERは、プロデューシングから手を引いたヤン・ヒョンソク総括プロデューサーが3年ぶりに復帰して初めて制作したグループであり、BLACKPINK以来、7年ぶりにYGエンタが披露するガールズグループとして早くも注目された。

彼女たちは今年2月9日に開設されたYouTubeチャンネルの登録者数が、すでに268万人(5月25日現在)を超えるほど熱い期待を受けている。

そもそも“世代”で何が違う?

一般的にアイドルグループの世代を分けるときは、デビュー年度だけでなく、以前の世代と確実に差別化される音楽スタイルや目覚ましい成果が生み出されなければならない。

1990年代後半に登場したH.O.T.、SECHSKIES、godをはじめとする第1世代はアイドルの始まりを知らせ、2000年代半ばから後半にデビューしたBIGBANG、東方神起、少女時代、Wonder Girlsは実力を兼ね備え、アジアを中心に韓流ブームを作って第2世代と呼ばれた。

(写真提供=OSEN)少女時代

2010年代にデビューした第3世代はBTS(防弾少年団)、BLACKPINKを筆頭に、EXO、SEVENTEEN、TWICE、Red Velvetなどで、アジアを越えてグローバル市場にK-POPを知らせる大きな功績を立てた。

2010年代末から昨年までデビューした第4世代は、さらに攻撃的にグローバルチャートを攻略している。TOMORROW X TOGETHER、Stray Kids、ENHYPENなどのボーイズグループは、主に海外で巨大なファンを集めている。

(写真提供=BELIFT LAB)ENHYPEN

特にK-POPの勢力図を塗り替えたという評価を受けている第4世代ガールズグループは、(G)I-DLE、ITZY、aespa、IVE、LE SSERAFIM、NewJeansなど、堂々とした態度と自信を基盤にした音楽で音源チャートを掌握し、最高の全盛期を享受している。

今年からは、その後を継ぐ新しい“第5世代アイドル”の競争が繰り広げられるものと期待されている。今のところ、第4世代と第5世代を分ける基準は新型コロナのパンデミックだ。大部分の第4世代がコロナ時期にデビューしたとすれば、第5世代はエンデミックにデビューし、ファンとより積極的にコミュニケーションできるという点が強みに挙げられている。

一方で、まだ第4世代と比べて明確な差別点がないため、第5世代と呼ぶのは時期尚早という見方もある。

(写真提供=Starting Houseエンターテインメント)ADYA
(写真提供=withusエンターテインメント)The Wind

とある業界関係者は「今年デビューするグループが、特に自らを第5世代だと強調する理由は、すでに目覚ましい成果を作った第4世代との直接的な競争を避け、比較されないための戦略でもあるだろう」とし、「言葉だけでなく、第4世代とは完全に異なる音楽とパフォーマンスを見せてくれれば、後日、十分に第5世代と評価されるだろう」と分析した。

第5世代というタイトルを得るためには、今後、彼らがどうしていくかにかかっている。第4世代でガールズグループが勢いを見せただけに、ボーイズグループが第5世代では再びリードするかも関心が集まる部分だ。

特に『BOYS PLANET』『PEAK TIME』などを通じてデビューするボーイズグループは、すでに放送を通じて視聴者に目印をつけられた優位を持つだけに、今後リリースされるアルバムと活動により、第5世代の代表というタイトルを狙うことができる。

また別の関係者は、「パンデミックが完全に解除され、海外市場をターゲットにしたグローバルグループが多数出てくる雰囲気だ。今年の新人賞争いも昨年に劣らず、激しいものになると見られる」と展望した。

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