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梅雨の前にやっておきたい! 片付けのプロが教える「今終わらせておくとラクな家事」4つ

  • 2023.5.27

梅雨の気配を感じ始める今日この頃。ジメジメと湿気が多くなる時期は、雑菌が繁殖しやすくなり、カビのにおいが気になることも多いですよね。今回は整理収納アドバイザーの筆者が、梅雨入り前までに終わらせておきたい、4つの家事をご紹介します!

1.毛布やカーテンなど、大きな布ものを洗濯する

雨の日が続くと部屋干しをする機会も多くなり、洗濯物が乾きにくくなります。そこで、次のような厚手で大きな布ものは、天気のいいうちに洗濯しておきましょう。

・厚手の毛布
・キッチンマットなどのマット類
・カーペットやラグ
・カーテン

カーテンはフックをいちいち外さなくても、つけたままネットに入れて洗えるんです! 筆者宅では、カーテンをジャバラ状にしてフックの付いた部分を内側に折り込み、ネットに入れて洗濯しています。洗濯後は濡れたままカーテンレールに吊るして自然乾燥すればOKなので、普段の洗濯のついでにささっと済ませておくといいですよ。

2.クローゼットを整理しておく

梅雨時期に意外と湿気が溜まりやすいのが、クローゼットです。洋服が隙間なく詰まったクローゼットは、空気の循環がうまくできず、いつの間にかカビが繁殖していることも。

筆者宅では、衣替えのタイミングでずっと着ていないものや色褪せている衣類などを処分し、2割くらいゆとりがあるクローゼットを心掛けています。また、湿気が多い時期は、時々扇風機の風を当てて、クローゼットの奥の湿気も逃がすようにしています。

湿気は下の方に溜まりやすいので、シーズンオフの洋服はクローゼットの上段に収納し、乾燥剤や防虫剤を一緒に入れておくとより安心です。

3.靴やバッグ、雨具に防水スプレーをかけておく

梅雨時期は、傘をさしていても靴やバッグがビショビショになり、困ることも多いですよね。靴が濡れた状態が長時間続くと、雑菌が繁殖してしまい、嫌なにおいが気になります。また、バッグの中にまで雨が染み込むと、スマホや電子機器が濡れてしまうかも、と心配になるかもしれません。

よく使う靴やバッグには、今のうちに防水スプレーをかけておき、水の侵入をしっかり防ぐ対策をしておくことがおすすめです! ほかにも、傘が壊れていないか、子どものレインコートなどの雨具のサイズが小さくなっていないかも早めに点検しておけば、急に梅雨入りしても慌てずに済みますよ。

4.キッチン周りの雑菌・カビ対策をする

湿度が高くなってくるとカビや雑菌が増えがちなキッチン周りも、今のうちから掃除を進めておくことが大切です。早めに始めておきたいお掃除ポイントは、次の3つです。

換気扇の掃除

換気扇周りに油汚れが溜まったままだと、換気がうまくできず、キッチン周りに湿気が溜まりやすくなります。定期的に換気扇の掃除を行い、湿気を上手に逃がして衛生的な環境を保てるようにしておきたいですね。

冷蔵庫の整理

気温が高い時期は、冷蔵庫の中がパンパンになりがちです。

・ものを詰め込みすぎると中身が把握できない
・扉を開ける時間が長く、庫内の温度上昇が気になる
・庫内についた汚れが見えにくくなり、雑菌が繁殖してしまう

冷蔵庫に食品を詰め込みすぎると、食品が早く傷んでしまい、腐らせてしまう可能性もあります。こまめにアルコールで庫内の拭き掃除ができるくらいの余裕を保てるよう、今のうちから食品の整理整頓を心掛けましょう。見やすい庫内をキープできると、食材管理がラクになり、食品の無駄もぐんと減らせます。

ゴミ箱の掃除

気温と湿度が高くなると、ゴミ箱周りのにおいが気になりやすいもの。ゴミ箱はお風呂場で丸洗いするほか、アルコールでゴミ箱の内側の隅までしっかり拭き取って除菌・消臭をして、カビや雑菌の繁殖を防ぎましょう。

生ごみのにおい対策には、防臭ビニール袋を活用するのもおすすめです。筆者宅では、生ごみ入れに『BOS』の防臭袋を愛用しています。口の部分をくるくる回してぎゅっと締めれば、生ごみのにおいはまったく漏れません。一般的なビニール袋よりも価格は高めですが、コバエ対策にもなり、一年中手放せないアイテムです。

さいごに

ムシムシした日が続くと、家事や掃除が面倒に感じやすくなりますよね。梅雨をさっぱりと衛生的に過ごせるように、湿気対策や防水処理を整えていきましょう。

のぞみ
シンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころも かろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani

文/のぞみ

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