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【海の京都】日本三景・天橋立にあるネコのいるお寺☆文殊の知恵にあやかれる「智恩寺」

  • 2023.5.28

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都府宮津市、日本三景の一つ天橋立にあるお寺。“三人寄れば文殊の知恵”でも知られる文殊信仰の霊場にネコもあり。

『海の京都』にあるネコのいるお寺

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京都府、通称『海の京都』として知られる宮津市にある臨済宗妙心寺派の寺院『智恩寺』。山号は天橋立にちなみ『天橋山(てんきょうざん)』。この日は以前受験合格祈願で参拝し、それが叶ったお礼参りで再び訪れました。

お寺のすぐ横には日本三景の一つである天橋立があり、海岸沿いの乗船場もあります。

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寺伝によると、808年(大同3年)の平城天皇の勅願寺として創建。延喜年間(10世紀初頭)には、醍醐天皇から勅額を下賜されたと伝わりますが、詳細については不明。当初は密教(真言宗)寺院で、南北朝時代以降には禅宗寺院に改宗。古くから文殊信仰の霊場として知られ、日本三文殊第一の霊場。

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江戸時代に建立された三門『黄金閣 』には「海上禅叢」という扁額が掲げられ、海上に聳え立つ禅寺を意味し、智恩寺の姿を象徴する言葉となっています。

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この日は連休中で、以前よりも境内は賑わい、出店もありました。

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参道途中にある、室町時代建立の多宝塔。丹後地方唯一のもので、中央には大日如来を安置。国の重要文化財に指定され、雪舟筆『天橋立図』にも描かれているとか。

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本堂『文殊堂』。江戸時代に宮津城の城主・京極高国によって改築されましたが、中央の四本の柱はそれ以前の元の建物の柱をそのまま活用し、鎌倉時代の参拝者の書いた文字が残されています。本堂には『三人寄れば文殊の智恵』でおなじみの、秘仏・文殊菩薩を安置。

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本堂まわりの頭上には江戸時代に寄進されたと思われる、かなり古い絵馬が飾られ、それを見ながら本堂をぐるりと回ってみると、以前には気づかなかったネコたちがお出迎え。こちらはまだ就寝中の様子でした(笑)エサやお水もあるので、お寺で飼われてるネコなんでしょうね。

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さらに欄干にもう一匹のネコ。こちらも典型的ネコポーズで瞑想中なのか半眼(笑)

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ちゃんとネコ用の小屋まであり、しかも窓部分はネコ型にあつらえれており、とても可愛がられている様子。この小屋を見てるだけでぐうかわ(笑)

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以前は授与所にて、合格祈願に必勝はちまきを授与していただき満願し、身をもって絶大なご利益をいただきました。今回は、こちらのレトロな手ぬぐいを授与していただきました。何気にこういう渋い絵柄の手ぬぐいも、絶滅危惧種かなと、最近その保存活動のため、見つけたらできるだけ購入するようにしてます(笑)

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他、おみくじも各種ありますが、その中でもちょっと可愛いすえひろ扇子おみくじ。こうして松の木に奉納されていて、時折風が吹くと扇子が舞い、面白い光景を作っていました。宮津へお越しの際はぜひ参拝してほしいお寺ですね。

詳細情報

名称:智恩寺
場所:京都府宮津市字文珠466
電話:0772-22-2553
公式サイト:https://www.monjudo-chionji.jp/

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