なにわ男子・西畑大吾が監督とデートする夢を見るほど没入！『忌怪島／きかいじま』の完成報告イベント

舞台の〝島″にちなんで海上イベント開催！ あまりの強風に作品にも追い風が!?

ホラー映画『忌怪島／きかいじま』の完成報告イベントが、本作の舞台となる〝島″にちなんで船上にて5月24日に開催され、主演・西畑大吾（なにわ男子）をはじめ、生駒里奈、平岡祐太、水石亜飛夢、川添野愛、祷キララ、そして清水崇監督の7人が登壇した。

ホラー映画初出演となる西畑は、「いやもう、すごい怖かったです。監督から言われた言葉が『試写会で主演があんなに怖がってる作品初めて』と、それくらい怖かったですし、ホラー要素だけじゃないので、そこがすごく楽しめる箇所になっていたのが特徴的でした」と本作の感想を述べた。

天才脳科学者を演じた西畑について清水監督は、「思いのほかすごく勘がよくて、僕も若い研究者に会ったりもしたんですが、いるいるこういう人いるって感じで演じてもらえたので、すごく彼でよかったなと思いました」と絶賛。西畑は「嬉しい！ ありがとうございます！」と満面の笑みを浮かべた。

本作の撮影は奄美大島を中心に行われた。平岡は「3週間ロケで奄美大島に居たんですけど、撮影したのが7日間ぐらいなんですよ！ 笑雨で僕のシーンが撮れないってなって後回し後回しで、島でずっと休日を過ごしてました」と裏話を披露。キャスト陣からは「えー」と驚きの声が上がった。

生駒は奄美大島に行ったことで、「ネガティブな考えから凄くポジティブな考えになって、今度行った時とかは、海を泳ぎたいな。奄美大島で撮影をして、素敵なキャストさんに囲まれて、ちょっとポジティブになって東京に帰ることができました」とコメント。日差しや虫が嫌いだった生駒の変化に、キャスト陣も驚きの表情を浮かべた。

西畑は「（奄美の伝統で泥染というのがあって）撮影で行けなかったんですが、（キャストの皆さんがTシャツを）作ってくださって、涙涙でしたよ」と感謝。すると平岡は「（僕が作る泥染は）全部、人の顔が浮かび上がっているような染め方になっていて…。（島で）霊媒師の方にも見てもらったんですけど、死霊が7人ついているそうです…」とホラー映画にピッタリのエピソードを披露した。

また、水石が「あんまり旅行とか行かないから、すごいいい気分でした」とロケを満喫したことを明かすと、悪霊イマジョ役の祷が「うらやましい！ 人生22年生きていた中で、最も長い春でした。長くて長くて修行だと思って過ごしていました。減量していて、ご飯も食べれなかったので」と撮影の苦労を明かした。

続いて演じる上で大変だったことを聞かれた生駒が「特になかったです」と答えると、清水監督が「映画の内容の話になったらそれかい」とものすごい速さでツッコミ。生駒は「違うんです」と慌てて否定し、「個性あるキャラクターばっかりがいるのでどうやったらみんなに華を持たせられるかなということを考えてました」と話した。

本作の英題は「没入感」を意味する『Immersion』。それにちなんで今没入していることを質問された西畑は、「すごいタイムリーな話で、この作品に没入しているんだなって思ったのが、今日の夢が清水さんとショッピングモールみたいなところでデートしている夢だったんですよ。でも普通の夢じゃなくて近未来的なデパートで、飛んでる車とかもあったりして、デートしてたんですよ」と回答。清水監督からは「ごめんね。結婚もしてるし」とその場で悲しいお返事が。

最後に西畑は「少し暑くなってきた今だからこそご家族の皆さんだったり、恋人だったり、ご友人だったりで見ていただければと少しひやっとしていただけるではないかなと思います」と観客にメッセージ。さらに船上でのイベントに「追い風がすごかったですね。よかったです。作品も追い風に乗って！」と語り、イベントを締め括った。

『忌怪島/きかいじま』は、6月16日より全国順次公開。