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夏の疲労肌を即解消! 2週間集中ケアで肌力UPする方法

  • 2014.9.6
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ついこの間まで「暑いー!」と言っていたのに、一気に気温が下がり、涼しいというより寒いと感じることも。今の時期、お肌は猛暑による疲労で、ハリや弾力がゆるやかに低下し、さらに外気の乾燥で肌は荒れやすくなっています。 肌が不安定に傾きがちな時だからこそ、自分の肌と向き合い、ホームケアすることが大切です。ではどんなケアをすればいいのか、ぜひ次を参考にして理想の美肌を目指しましょう!

■夏のダメージ肌をリセットするなら今!

強い紫外線、冷房の効き過ぎ、食欲不振などが原因で、肌は細胞までダメージが蓄積されています。そんな肌力を失った状態をリセットするのにお勧めなのが「2週間、集中美肌ケア」です。 2週間とは、肌のリズム(ターンオーバー、生理周期、睡眠)を配慮して、最低でも続けてほしい期間です。ケアの前に実行してほしいのが肌観察。皆さんおなじみの「う・な・は・だ・け」(=うるおい、なめらかさ、ハリ、弾力、血色)の5項目を厳しくチェックしましょう。 シミは増えていませんか? 目もと、口元の小ジワは大丈夫? 化粧のノリはどうでしょう? 肌レベルは5段階評価で何点でしたか?

■夏のUVのなごりでお肌は硬くなっています

夏の強い紫外線を浴びたお肌は、角質が分厚くなり、硬くなっています。このように肌が硬くなった状態だと、毛穴に汚れが溜まりやすく、化粧品をなじませても効果を得ることは出来ません。

そこで秋の美肌集中ケアの第1ステップとなるのが「肌をやさしくほぐす」です。 ほぐすと言っても美顔器や特別な器具を使うのではなく、「クレンジングを丁寧に行うこと」でその効果が期待出来ます。

用意するものはコールドクレンジングクリームです。 使い方は以下の通り。 あごと鼻の下:中指と薬指でクルクルと小さな円を描くように。 フェイスライン:あごから耳の後ろに向かって手のひらで押し上げるように。 目もと:中指を使って、目尻から目頭へと円を描くように。3セット行いましょう。 おでこ:左右どちらかのこめかみからスタートし、反対側のこめかみまで、中指と薬指で円を描くように。

クレンジング料なので毛穴の汚れを浮き立たせてくれますし、コールドクリームのマッサージ効果で新陳代謝がよくなるので、生き生きとした肌ツヤへと導かれていきます。どんなに面倒くさいと思っても2週間は続けてみましょう。生き生きした肌を手に入れるとやみつきになるはずです。

■季節の変わり目は化粧品の切り替え時期

肌がほぐれたら、第2ステップとなるのが「化粧品の切り替え」です。 夏は肌がベタつくので、油分量の少ないさっぱりタイプを使っているという人もいるはず。 しかし気温や湿度の低下に伴って、肌の水分の蒸散率が急に上がるため、化粧品は高保湿タイプの使用に切り替えて、肌に密着させるように塗布することが大事です。

「しっとりタイプはベタつくので苦手」という人は、脂分が多い部分にはさっぱり、ほうれい線やみけんのようなシワになりやすい部分にはしっとりタイプ、というように肌質に合わせて部位別に使用することが、肌トラブルを寄せつけない理想の肌づくりの秘訣です。 また、冷蔵庫で冷やした化粧水は肌になじみにくいので、常温、もしくは手で温めてから塗布するとなじみがよくなります。

■身体に布団をかけるように、顔にはパックを

寝る時、寒さから身体を守るために布団をかけますが、顔にまではかけませんよね。そこで寝ている間の秋の肌状態を調べてみた結果、布団がかかっていない顔だけ体温が低く、乾燥しやすいことがわかりました。そこで第3ステップとなるのが「保湿用パック」です。 その前にパックとマスク、何がどう違うの?という質問ですが、美容用語では両方とも肌に効率的に美容成分を送りこむためのアイテムとして使われており、化粧品メーカーによって呼び名が異なります。ちなみにマスクがフランス語、パックは英語。どちらも「覆うもの」という意味があります。 今回、お勧めなのが顔に塗布するクリームタイプのパック。一般的に洗い流すタイプのパックとして販売されています。美白やピーリングなど様々な種類があるので、必ず「保湿用」もしくは「血行促進用」を選びましょう。パックをした肌で再度実験した結果、血流がよくなり、さらにメイクのノリのよさを実感したという声が多数出ました。湯船に浸かっている間、トリートメントをしている間などを利用すると時短美容になります。

■さいごに

その人の印象は「肌」で決まると言われています。2週間の集中美肌ケアで、夏の肌疲れをとことん払拭しましょう。

(米村亜希子/ハウコレ)

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