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キャッシュレス時代でも地味に貯まる小銭を賢く使う方法&注意点

  • 2023.5.27

この記事では、キャッシュレス決済がメインになり、あまりがちな小銭の使い道をご紹介します。また、キャッシュレス決済は非常に便利ですが、利用方法を誤ると貧乏になる恐れがあります。キャッシュレス時代の絶対NG行為を4つも併せてご紹介します。

■たまった小銭どう使う?

●auPayやSuicaにチャージする

auPayやSuicaは小銭でもチャージできるので、余った小銭をチャージするのもひとつの方法です。

例えばauPayの場合、auショップにある「au SaKuTTO」という端末を使えば、小銭でチャージできます。チャージは1,000円単位で4万5,000円までできるので、小銭が1,000円以上貯まったタイミングで利用すると良いでしょう。

Suicaは10円からチャージでき、駅に設置されているPASMO対応型の自動券売機に硬貨を投入すればチャージ完了です。ATMやコンビニまで足を運ぶ必要がなく、通勤や退勤のついでにチャージできるので非常に便利です。

そのほか、楽天Edyもコンビニのレジで小銭のチャージができます。

●ATMに入金する

メガバンクなど一部の銀行では硬貨の預け入れ手数料が無料のところもあるので、ATMから口座に貯金するのもおすすめです。

自分が契約している銀行口座の手数料負担について、規約を一度チェックしてみるとよいでしょう。

●「つもり貯金」に使う

貯まった小銭を「つもり貯金」に活用してみてはいかがでしょうか。例えば、家でコーヒーを飲むときに、コンビニでコーヒーを買った「つもり」で貯金箱に110円入れる。休日のお昼ご飯を作ったときは、ワンコインランチを食べに行った「つもり」で500円貯金する。

使い道のない小銭を貯金するので、無理なく楽しくお金を貯めることができます。

■キャッシュレス決済で貧乏まっしぐらの絶対NG行為4選

●NG行為1:リボ払いを利用する

キャッシュレス決済で絶対NGな行為の筆頭がリボ払いです。

リボ払いは翌月一括払いと異なり、返済初回から金利手数料が発生します。リボ払いの金利は利息制限法の上限金利に近い高利率(15%前後)です。そのため、トータルの返済額は利用代金よりはるかに高額となります。

またリボ払いは利用代金が高額になるほど金利手数料も高額になり、毎月の返済額に占める金利手数料の割合が高くなります。すると利用代金(元金)の返済が進まないまま返済期間が長くなり、毎月利息が加算され続けて返済額が大きく増えます。

その状態で新たにリボ払いを行うと返済期間がまた長くなって返済額がさらに大きく増えます。その結果、終わらない借金返済で確実に生活が苦しくなるため、安易にリボ払いに手を出すのは絶対NGです。

●NG行為2:オートチャージを利用する

オートチャージはチャージ残高が設定金額を下回ると銀行口座やクレジットカードから自動的にお金をチャージできる便利な機能です。しかし、別の角度から見ればその便利さには危険な一面もあります。

オートチャージは口座残高がゼロになる、またはクレジットカードの利用上限金額に達するまで自動チャージが続きます。そのことを意識せずに支払いを続けると、残高ゼロの通帳やクレジットカードの高額な請求額を見てあわてることになります。

●NG行為3: 多くのキャッシュレス決済を併用する

利用するキャッシュレス決済の数が多いと支出額も多くなり、家計が赤字になるリスクが高まります。また、ポイント目当てでキャッシュレス決済を併用すると、逆にポイントがたまりにくくなって損をします。

さらに、クレジットカードをランダムに使用すると延滞のリスクが高まり、信用情報に傷がつくなどの弊害が生じやすくなります。それらのリスクや弊害を考えれば、キャッシュレス決済の利用数は最小限に絞るべきでしょう。

●NG行為4:利用明細を確認しない

キャッシュレス利用明細を確認しない人は、お金にルーズで何にいくら使っているかを把握していません。そのため、支出が増えて貧乏になりがちです。また、不正利用で大金を失うリスクも高まります。

近年はクレジットカードの不正利用が急増しているため、各カード会社は不正利用の被害額を補償するサービスを行っていますが、被害額の補償期間は被害の発生から60日以内。それ以降に被害に気づいてカード会社に申し出ても手遅れです。

そのような事態を回避するためには、利用明細のこまめな確認が必要です。

■キャッシュレス時代を賢く生き抜く!

ほぼ毎日使うお金だからこそ、その関わり方で人生は大きく変わります。キャッシュレス決済をメインで使うようになった方は、NG行為に注意し、現金との関わり方も見直すことで、時代を賢く生き抜くことができるでしょう。ぜひ自分の普段の生活を振り返って考えてみてください。

文・fuelle編集部

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