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『VIVANT』考察、ベキ(役所広司)の過去、最後の標的はやっぱり日本か?

  • 2023.9.11

次々と新たな事実が発覚し、多くのドラマファンを唸らせている『VIVANT』9話が9月10日に放送。最終回を目前に控えた今回、テントのリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)の過去と、テントを作った目的が語られた。

ベキ本人から語られる過去

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(C)TBS

「これから本当の家族となり、お二人を支えていくために、テントのこれまでの歴史を教えていただけないでしょうか?」…乃木(堺雅人)からそう水を向けられたベキは、自分が元公安の人間であること、任務のためバルカにやってきたこと、最終的には見捨てられて妻を亡くし、息子である乃木とも別れることになった過去を打ち明ける。

このとき、乃木はさりげなく「テントの最終標的は日本なのか?」と、ベキに確認している。自分を見捨て、大事な家族を亡くすことになった原因は、日本の公安にある。テントは、復讐のために結成した組織なのでは……? 乃木は暗にそう問いかけるが、ベキは否定した。バルカで暮らし、孤児のために活動するようになるうちに、そんな思いは消えてしまった、と。

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(C)TBS

しかし、これは十中八九ウソで、ベキは演技をしている。彼のなかで、乃木は自分の息子に違いないが、同時に別班としてここにいるのではないかという疑いも拭い切れていない。ベキの復讐の標的は、日本で間違いないはずだ。

最終回に期待が膨らむ。

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。


ライター:北村有(Kitamura Yuu)
主にドラマや映画のレビュー、役者や監督インタビュー、書評コラムなどを担当するライター。可処分時間はドラマや映画鑑賞、読書に割いている。Twitter:@yuu_uu_
編集:TRILLニュース