「何に見える？」あなたが“忘れかけているもの”がわかる心理テスト

2023.9.10

私たちは日々、たくさんのことを忘れて生きています。忘れることで楽になれる記憶や考えもあれば、忘れることで自分らしさが失われてしまうものもあるでしょう。そして、忘れかけているものの中には、忘れるべきではないものもあるかもしれません。あなたが忘れかけているものは何でしょうか？心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ドア

2.ふすま

3.クラッチバッグ

4.封筒

1.ドアに見えた人は「本当にやりたいこと」

図形がドアに見えた人が忘れかけているものは、本当にやりたいことかもしれません。忙しい毎日をこなすのが精いっぱいで、本当にやりたいことはあきらめかけていたり、後回しになっているのではないでしょうか。

このタイプの人は、本来野心的で、いつかは大成してやろうという高い目標を胸に秘めた人かもしれません。今は日々の生活に追われ自分が本当にやりたいことについて考える時間が減っているかもしれませんが、本当は忘れたくない夢や目標があるのではないでしょうか。

あなたは本当にやりたいことに向かっているときが一番生き生きと輝ける人なのではないでしょうか。いきなり今の生活を180度変えることは難しいでしょうが、まずは毎日の空き時間を見つけて、本来の夢や目標の実現にあててみると良いかもしれません。

2.ふすまに見えた人は「初心」

図形がふすまに見えた人が忘れかけているものは、初心かもしれません。今の仕事や生活に慣れ、力が発揮できるようになってきた一方で、最初の頃に持っていた謙虚さや人への感謝を忘れかけているのではないでしょうか。

このタイプの人は、能力が高く、どのような環境でも重宝される人でしょう。ゆえに、同じ環境にいる時間が長くなると、慢心や傲慢さも生じやすいタイプかもしれません。そうした傾向が強くなると、仕事はできても人間関係でつまずく機会が増えてしまうでしょう。

人は偉くなるほど初心を忘れがちですが、いつまでも謙虚で、感謝を忘れない人こそ、人々に慕われる良きリーダーと言えるのではないでしょうか。初心を忘れている自分に気づいたら、小さな言動から意識して変えてみると良いかもしれません。

3.クラッチバッグに見えた人は「ときめき」

図形がクラッチバッグに見えた人が忘れかけているものは、ときめきかもしれません。仕事や日々すべきことに追われ、最近心のときめきを感じる機会が少ないと感じているのではないでしょうか。

このタイプの人は、好奇心が旺盛で、刺激のある生活を好む人かもしれません。言い換えれば、人生において人一倍、心躍るときめきが必要な人なのではないでしょうか。日々のときめきが少ないと、仕事は上手くいっていても心の充実感は感じにくいかもしれません。

ときめきは様々なもので得ることができます。恋愛でも、推し活でも、素敵な洋服でも、大好きなスイーツでも、見たことのない景色が待っている旅行先でも。この週末は、忘れかけていた心のときめきを思い出させてくれるものを探しに出かけてみてはいかがでしょうか。

4.封筒に見えた人は「仕事のやりがい」

図形が封筒に見えた人が忘れかけているものは、仕事のやりがいかもしれません。淡々と仕事をこなす日々に慣れ、もともと持っていた仕事へのやりがいや情熱は忘れかけているのではないでしょうか。

このタイプの人は、本来生活のために仕事をするというより、仕事そのものを楽しみ、生きがいにできる人なのではないでしょうか。ですが、最近は仕事のやりがいを忘れかけており、日常に張り合いを感じられずにいるのかもしれません。

仕事のやりがいを忘れそうになったら、生き生きと仕事を楽しんでいた頃の自分を思い出してみると良いかもしれません。そして、変わってしまったものや足りないものに気づいたら、やりがいを取り戻すために今できることが自ずと見えてくるのではないでしょうか。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います！
編集：TRILLニュース