私たちはこれまでの暮らしの中で知らず知らずのうちに様々なものを心のうちにため込んでいます。持っていることでプラスになる物もあれば、中には持ち続けていることで自分自身を縛ってしまうものもあるでしょう。今あなたが手放すべきものは何でしょうか?心理テストで探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.翼を広げた鳥
2.アンテナ
3.ろうそく立て
4.計り
1.翼を広げた鳥に見えた人は「固定観念」
図形が翼を広げた鳥に見えた人が今手放すべきものは、固定観念かもしれません。「しなくてはいけない」「自分はこうあるべき」といった固定観念に縛られて、窮屈さを感じているのではないでしょうか。
このタイプの人は、優しく、他者のことを気にしすぎてしまう人かもしれません。他者にとっての「良い子」でいようとするがあまり、昔から自分の思いや考えは後回しにしがちなのではないでしょうか。
常に他人のことを考え行動できるのはあなたの良さでもあります。ですが本当は、大空を思うがまま飛ぶ鳥のように、自由に振る舞ってみたい気持ちもあるのではないでしょうか。今こそあなたを縛ってきた固定観念を手放す時かもしれません。
2.アンテナに見えた人は「プラスにならない人間関係」
図形がアンテナに見えた人が今手放すべきものは、プラスにならない人間関係かもしれません。義理での付き合いや、一緒にいると疲れてしまう人との人間関係に疲れ、息苦しさを感じているのではないでしょうか。
このタイプの人は、頭の回転が速く、人に気を遣いすぎてしまう人かもしれません。他人の思惑や考えを感じ取り、人に合わせて動くことが得意なのでしょう。周囲はそんなあなたといると居心地が良いため、友人は多いでしょうが、あなた自身は疲れる人間関係も多いのではないでしょうか。
他人に気を遣いすぎてしまうあなたは、人一倍、自分が楽でいられる友人やパートナーを見つけることが大切になるでしょう。そのためには、自分にとってプラスにならない人間関係は思い切って手放すことが重要かもしれません。
3.ろうそく立てに見えた人は「過去の思い出」
図形がろうそく立てに見えた人が今手放すべきものは、過去の思い出かもしれません。過去の恋愛や、今はない環境や人間関係に心をとらわれ続けており、前に進めずにいるのではないでしょうか。
このタイプの人は、感受性が強く、記憶力にも優れた人かもしれません。ゆえに、過去の思い出がさまざまな感情とともに心に残りやすく、時間がたっても鮮明に思い出せるのでしょう。そのため、思い出して苦しくなってしまうことが多いのではないでしょうか。
思い出はとても大切なものですが、過去の思い出に常に心をとらわれていると今ある大切なものも見失ってしまうことがあります。手放すことが難しい思い出は、心の奥にしまっておくだけでも構いません。大切なのは、もう少し今や未来に目を向けてみることではないでしょうか。
4.計りに見えた人は「嫉妬心」
図形が計りに見えた人が今手放すべきものは、嫉妬心かもしれません。いつも他者のことが気になり、嫉妬や妬みに心を割いてばかりで、自分の今を大切にできていないのではないでしょうか。
このタイプの人は、理想が高く、「こうありたい」という目標志向も高い人かもしれません。それが行き過ぎると、自分の身の丈に合った目標を地道に追うことを忘れて、他者への嫉妬心にとらわれてしまうのではないでしょうか。
どう頑張っても、あなたは他人にはなれず、他人もあなたにはなれません。大切なのは、現在の自分自身でも手が届く現実的な目標を立て、それに向かって努力することではないでしょうか。そうすることで、あなたを悩ます嫉妬心も自然と離れていくでしょう。
ライター:Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います!
編集:TRILLニュース