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オペラ座に対峙し、歴史的建造物とともにパリの魅力を集約する老舗ホテルインターコンチネンタル パリ ルグラン~パリ/フランス~

  • 2015.12.11
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オペラ座と並び歴史的な美しさと迫力を魅せるホテル全景(Photo: InterContinental Paris Le Grand)

歴史や伝統を有するホテルが居並ぶパリに於いて、オペラ座(オペラ・ガルニエ)に向かい会い、観光で訪れた人なら誰もが1度は憧れるホテルが「インターコンチネンタル パリ ルグラン」ではないでしょうか。かつてフランスで大学時代を過ごし、パリには数え切れない渡航歴のある私自身も、ナポレオン3世統治下の第2帝政時代、1862年6月30日、ユジェニー皇妃により落成式が行われたというこのホテルに憧れていました。滞在は今回が初めてのこと、バルコニー付の上階の部屋に滞在し、手が届くほど近いところにオペラ座の黄金に輝く丸屋根が対峙する光景は一生忘れることのできない思い出となりました。

滞在した客室のバルコニーから望むオペラ座(Photo: Kyoko Sekine)

ホテルはフランス政府に登録されている歴史的建造物を2箇所所有していることで、2002年から2004年にかけての大規模改修時には大変な気苦労があったと聞かされました。そのお陰で、ナポレオン帝政時代と変わらぬ趣の華麗なる姿に生まれ変わったのです。客室は470室、ボールルームや大小宴会場は21箇所もあります。152年の歴史あるオペラボールルームの改装も終わり、中を見せていただきました。煌びやかな内装、ゴージャスなシャンデリアや飾り付けの中で、きっと厳かな宴が催されるのでしょう。

ロビーフロアにあるラウンジ「ラ・ヴェリエール」。アフタヌーンティーが大人気。(Photo: InterContinental Paris Le Grand)

「デラックス オペラ ビュールーム」は、クラシカルと現代性を備えたパリらしい部屋。(Photo: Kyoko Sekine)

豪華なウェルカムセット(Photo: Kyoko Sekine)

ホテル内で何よりも人気なのは、やはり、1階を占めるパリらしいレストラン「カフェ・ド・ラ・ペ」です。フランス国家優秀職人賞を受賞したエグゼクティブシェフ、クリストフ・ラウ率いるキッチンスタッフは全100名というから驚きです。今回、パリを訪れたのは秋も終わりに近い11月、「カフェ・ド・ラ・ペ」のウィンドウには、観光客や歩行者を誘うように、数え切れない種類の生牡蠣が並べられていました。季節の'旬'でしたから、もちろん、私も新鮮な牡蠣をオーダーし、レモンを搾ってツルリといただきました。

ホテル1階を占める「カフェ・ド・ラ・ペ」は老舗のカフェ・レストランとして君臨。(Photo: InterContinental Paris Le Grand)

パリ名物の生牡蠣。フランスの各地の港から届いた多種を揃えている。(Photo: Kyoko Sekine)

もう師走に入りそろそろクリスマスの時期です。パリでは辛い事件もありましたが、シャンゼリゼはいつもと変わらぬイルミネーションで輝いています。ホテルのラウンジでいただいたとびきりのスィーツも、客室からの絶景も、温かで洗練されたもてなしも、クオリティの高さを知ることとなりました。

Inter Continental Paris Le Grand
2 Rue Scribe, 75009 Paris, France
Tel. +33-1 40 07 32 32
http://www.legrandparis.jp/
客室数:470室
料金:352USD~(税・サービス別)※変動制料金
施設:カフェ・ド・ラ・ペ、ラ・ヴェリエール(ロビーラウンジ)、バー、スパ、ヘルス&フィットネス、クラブラウンジ、ビジネスセンター、他
アクセス:地下鉄「オペラ」駅前
日本での連絡先:IHG予約センター 0120-455-655(フルーダイヤル)

●予約センターの営業時間: 9:00-18:00、日・元旦休み

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