今仕事をしている人も、これから仕事を見つける人も、何を基準にして自分の職業を選択していますか?自分が何を基準にして職業を選んでいるのかを知らないと、自分にとってあまりよくない職業についてしまいかねません。あなたの“職業選択の基準”を探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.BOXティッシュ
2.帆船
3.鍋の蓋
4.重なった小鉢
1.BOXティッシュに見えた人は「他人の役に立つことかどうか」
図形がBOXティッシュに見えた人は、他人の役に立つことかどうかを職業選択の基準にしているかもしれません。誰かの役に立って「ありがとう」と言ってもらえるような仕事であるかが、あなたにとっては重要なのではないでしょうか。あなたの生きがいに直結しているのかもしれません。
このタイプの人は、献身的で優しい思いやりの気持ちを持った人でしょう。誰かの役に立つということに喜びを感じやすく、そのためなら少々の無理ができてしまうかもしれません。そのため、当然職業も対人援助職など他人と関わりを持つような仕事を選びがちかもしれません。
ただし、あなたはおそらく間接的に誰かの役に立っていてもよしと思える人でしょう。逆を言えば、そこが見出せないと意欲を感じられなくなってしまいそうです。自分に職業が合わないと感じるとすれば、その部分が欠けてしまっているからなのではないでしょうか。
2.帆船に見えた人は「自分のやりたいことかどうか」
図形が帆船に見えた人は、自分のやりたいことかどうかを職業選択の基準にしているかもしれません。あなたは何よりも自分がやりたいのかどうか、そこが一番大切なのではないでしょうか。どんなにお給料がよくても、やりたくない仕事をして生きていくのは嫌なのかもしれません。
このタイプの人は、のめり込みやすく、仕事を持っていれば仕事一色の日々を過ごしやすいところがあるでしょう。人生の中心が仕事という人も多いかもしれません。そのくらいのウェイトを占めることですので、やはり自分のやりたいことかどうか、情熱を傾けられるかが重要なのでしょう。
同じ分野であっても、あなたの意欲を掻き立てる職種もあれば、そうでもない職種もあるでしょう。直感的で言葉にするのが難しい部分ですが、おそらくフィットしていれば、自分でわかるのではないでしょうか。何か違うと感じるのであれば、やりたいことではないということでしょう。
3.鍋の蓋に見えた人は「肩書としてよいかどうか」
図形が鍋の蓋に見えた人は、肩書としてよいかどうかを職業選択の基準にしているかもしれません。あなたにとって職業は自分を語るためのラベリングのようなものなのではないでしょうか。他人に話して、恥ずかしくないようなものであることが重要なのかもしれません。
このタイプの人は、プライドが高く周りよりも優位な自分でいたいという気持ちが働きやすいところがありそうです。そんなあなたにとって職業というのは、わかりやすいブランド品のようなものなのかもしれません。みんなが羨望の眼差しで見るような職業や、少し変わった職業など、あなたのお眼鏡に叶うかどうかが大切そうです。
そのため、仕事の内容がどうとかはあまり関係ないのではないでしょうか。収入面はそれなりに気にするかもしれませんが、それよりは他人が聞いた時のインパクトの方が重要になってくるでしょう。何か違うと感じるのであれば、あなたにとっては不十分な肩書ということなのではないでしょうか。
4.重なった小鉢に見えた人は「稼げるかどうか」
図形が重なった小鉢に見えた人は、稼げるかどうかを職業選択の基準にしているかもしれません。あなたは何よりも収入面を重要視しているのではないでしょうか。仕事は仕事と割り切っており、プライベートも大切にしている人なのかもしれません。
このタイプの人は、好奇心旺盛で色々なことに興味を持ちやすい人でしょう。それゆえ、飽きっぽくひとつのことに集中しづらい傾向があるのではないでしょうか。だからこそ、仕事だけに没頭するような人生より、仕事もしつつ楽しいことを色々やる刺激的な人生を求めがちかもしれません。
そのため、あなたにとっては収入が多く、それなりに休みもあり、自由がきくことが大切なのではないでしょうか。そのバランスがよいものが、あなたにとってはベストでしょう。今の仕事が何か違うと感じるのであれば、そのバランスがイマイチなのかもしれません。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース