「何に見える？」あなたの“堅物度”がわかる心理テスト

真面目を通り越して、生真面目で全く融通の利かない人のことを堅物と言います。堅物な人というのは、自分でもそれなりに自覚があるものの、自分で自分を変えようという気持ちになりづらいのではないでしょうか。あなたの中にも堅物なところがあるかもしれません。あなたの“堅物度”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ルームミラー

2.T字カミソリ

3.掃除機のヘッド

4.フック

図形がルームミラーに見えた人は、堅物度40%とやや低めかもしれません。それほど自分の考えに固執してしまったり、融通が利かずに周りとギスギスしてしまうということはないのではないでしょうか。ただ、時として「かくあるべき」という堅い考えを持っていることはありそうです。

このタイプの人は、視野が広く協調性の高いところがあるでしょう。郷にいれば郷に従うことを、自然とできる人かもしれません。あまり流れに身を任せることに抵抗感がなく、疑問を持ちづらいところがあるのではないでしょうか。

ところが、意外と古風な考えも持ち合わせている人かもしれません。常識的な考えに囚われやすく、非常識な人を見ると「理解ができない」と排除したくなってしまうのではないでしょうか。ただ、口ではそう言っていても、結局歩み寄っていこうとすることができる柔軟性を持っていそうです。

図形がT字カミソリに見えた人は、堅物度20%とかなり低めかもしれません。堅物な人とは真逆の性格をした人ではないでしょうか。考えもコロコロ変わりますし、物事にあまり線引きがなく、ぐだぐだになりがちかもしれません。

このタイプの人は、ルーズで優柔不断なところがあるでしょう。常識やルールに縛られるのは好きではなく、常にルールの抜け道のようなものを探っていそうです。「かくあるべき」という古風な考えも好まず、考え方に自由さがありそうです。

ただ、その時々で言うことが違っていたり、周りの意見にどんどん左右されてしまったりするため、どうしても芯のない感じになってしまいがちではないでしょうか。あなた自身も、自分が本当はどうしたいのか、どういう考えを持っているのかなど、いまいち掴み取れていない可能性が高そうです。

図形が掃除機のヘッドに見えた人は、堅物度が60%とやや高めかもしれません。あなたは堅物な人に結構近い考えを持った人ではないでしょうか。ただ、堅物になってはいけないと、自分で意識的に融通を利かせようと努力しているかもしれません。

このタイプの人は、穏やかで落ち着いたところがあるでしょう。争いは好みませんが、自分の意見はしっかりと持っている人ではないでしょうか。それゆえ、喧嘩にはならないように、きちんと話し合って意見を擦り合わせていこうという姿勢を示しがちかもしれません。

それゆえ、あなたはあなたなりに、自分の意見を譲歩しようとしたりするでしょう。そこが、あなたの堅物度を下げる理由となっているのかもしれません。相手の意見を聞き入れるゆとりを持っており、頑固にはならない柔軟性も持った人なのではないでしょうか。

図形がフックに見えた人は、堅物度が80%とかなり高めかもしれません。あなたは堅物な人だと自他ともに認めているような人ではないでしょうか。生真面目で、なかなか融通が利かず、頑固になってしまうことが多いのかもしれません。

このタイプの人は、常識やルールというものをしっかりと準拠しようとする真っ直ぐさを持った人でしょう。多少のことは目を瞑るような、融通は利かせにくいのではないでしょうか。おそらく、あなた自身も、あなたの生真面目さに疲れを感じることがあるはずです。

堅物な人ゆえに、周りからの信頼感は高いかもしれません。ただ、一方で融通が利かず面倒くさいとも思われてしまいがちでしょう。自分を変えたくはないかもしれませんが、そのままではあなたの大切な人が困る場面が出てくるかもしれません。多少相手の言葉に耳を傾けるくらいの譲歩があるとよいのではないでしょうか。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします！
編集：TRILLニュース