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「葬儀屋さんに聞いた!」実は多い“衝撃”の問い合わせ内容とは?

  • 2023.7.3

毎日の暮らしの中で、ときに予期せぬ出来事が起きますよね。専門的な仕事をしている方の場合、もしかしたら一般人では到底巡り合わないような体験をしているかもしれません。

そこで今回は、株式会社メモリアルアートの大野屋の杉山奈緒さんに取材をさせていただきました。数年間務める中で実際にあった、葬儀屋さんの仰天エピソードを伺ってきましたよ。

葬儀屋さんが出合った仰天エピソードとは?

--今回は、ちょっと趣向を変えて…。杉山さんが日々お客様と接する中で、体験してびっくりしたエピソードがあれば教えてください。

杉山さん:なるほど…そう言えば、数年勤めている中で「変わったな〜」と思うことがありました。

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--変わったこと?

杉山さん:そうなんです。実は、香典返しで品物やカタログギフトではなく、使い勝手がいい商品券やクオカードを送ってもいいですか?という相談が度々聞かれるようになりました。

--以前は違ったんですか?

杉山さん:違うどころか、従来はこういった贈り物で額面がわかるものを送るのは失礼と言われていました。そのような感覚がない世代が増えていくと慣習も変化していくかもしれませんね。

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--「一般葬」ではなく「家族葬」が一般的になってきたり、時代の流れやその世代の持つ感覚によって、お葬式における慣習も大きく変化してきているんですね。

杉山さん:そうみたいですね。ほかにも、いただいた不祝儀袋にお金が入っていなかったけど、本人に言ってもいい?香典返しはどうする?とご相談いただくことがあります。

--空っぽ!そんなことがあるんですね。

杉山さん:空っぽの不祝儀袋?とびっくりしてしまいますが、実は意外とよくある相談。うっかり入れ忘れることがないよう、自分も気をつけなければと思わされます。

 

※記事内の画像はイメージです。

取材したのは…

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取材:株式会社メモリアルアートの大野屋
杉山奈緒
2016年メモリアルアートの大野屋に入社。年間2万6千件を超えるお葬式、お墓、手元供養、無料仏事相談・お問合せを承ってきた「大野屋テレホンセンター」で仏事アドバイザーを務める。お墓ディレクター2級、仏事コーディネーターの専門資格を保有。豊富な知識と落ち着いた語り口でお客様に寄り添った回答が強み。『みんなの記事監修』でも葬儀・お墓・仏壇・終活・仏事マナーの専門家として活躍中。

テキスト・編集:TRILLニュース
イラスト:vaguely(Instagram / HP