限界というのは、人によってラインが違います。あなたは自分の心の限界値が、他人より高い位置にあるのか、低い位置にあるのか知っていますか?心理テストで探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.ワニ
2.ズボン
3.ステープラー
4.ミトン
1.ワニに見えた人は「心の限界値が高い人」
図形がワニに見えた人は、心の限界値が他人より高い人かもしれません。自分では限界かもしれないと思っていても、設定した限界のラインをジリジリと動かして、どんどん高い位置に持っていってしまうようなところがありそうです。
このタイプの人は、我慢強くストイックなところがありそうです。自分でもう少し頑張れるかもしれないと思うと、なかなか引き際が見つからず、自分の限界を試すようなことをしそうです。そのため、他人よりも限界のラインがどんどん高くなっていきがちかもしれません。
限界のラインが高いが故に、本当に無理と思った時はもうかなり厳しい状態まで引っ張ってしまっているでしょう。周りからも声をかけてもらわないと、本当の限界を超えてしまうような危ないところまで限界のラインを伸ばしてしまう可能性のある人かもしれません。
2.ズボンに見えた人は「心の限界値がやや低い人」
図形がズボンに見えた人は、心の限界値が他人よりやや低い人かもしれません。まだ行けそうな気もするけど、そろそろ限界かなと思った時点で限界を決めてしまうため、低くなりがちなのではないでしょうか。
このタイプの人は、クールで冷静沈着なところがありそうです。人に限界ギリギリで取り乱しているような自分を見られたくない気持ちも強いでしょう。そのため、限界のラインが他人より低めに設定されているのかもしれません。
本当の限界までやってしまうと自分が保てなくなると感じているため、実際は設定した限界ラインよりさらに少し手前でやめてしまうことが多いのではないでしょうか。自分のプライドを守るためにどんどん限界のラインを下げていってしまうようなこともありそうです。
3.ステープラーに見えた人は「心の限界値がやや高い人」
図形がステープラーに見えた人は、心の限界値が他人よりやや高い人かもしれません。周りを見ながら、限界だと思っていてももう少しは頑張れるかもしれないと踏みとどまろうとするような一面があるでしょう。
このタイプの人は、負けず嫌いで他人の目を気にしやすいところがありそうです。そのため、自分が一番に音をあげるということはできかねるのではないでしょうか。他に人がいなければ、もう少し限界のラインが低くなってくるかもしれません。
あなたよりも先に誰かが限界を迎えれば、おそらくそれで満足してあなたも限界を迎えることができるでしょう。我慢強く限界のラインが高い人ばかりの中にいると、あなたの限界のラインもどんどん引き上げられていくのではないでしょうか。
4.ミトンに見えた人は「心の限界値が低い人」
図形がミトンに見えた人は、心の限界値が他人より低い人かもしれません。みんながまだ全然余裕な状況でも、自分は平気で限界のラインをひいて諦めてしまうことができる人でしょう。あなたの中でもかなり余力を残していそうです。
このタイプの人は、自由人でマイペースなところがありそうです。周りがどうこうなどは関係なく、自分がやめたかったらやめてしまうような人でしょう。根性とか我慢などは無縁な人とも言えるかもしれません。
あなたの限界のラインはおそらく本当の限界の半分も来ていないところに設定されているでしょう。けれども髪を振り乱して頑張るようなエネルギッシュさもないため、早々に限界を迎えて休憩したいというのがあなたの本音かもしれません。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース