あなたは自分自身が人のために動ける人だと思っていますか?それとも自分のために動く人だと思っていますか?自分では人のために動いているつもりでも、心の奥では自分のために動いている場合もあるでしょう。あなたは利己的な人なのか利他的な人なのか探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.風船
2.しゃもじ
3.アメリカンドッグ
4.手鏡
1.風船に見えた人は「利己的な人」
図形が風船に見えた人は、利己的な人かもしれません。自分の利益ばかりを考えて他人のことを後回しにしてしまうところがありそうです。人のためだと思っていることであっても、たどっていけば自分の利益を考えての行動になっていませんか?
このタイプの人は、自分を大切にしている人でしょう。人のことを考えるためには、まずは自分が満たされていなければならないと考えているかもしれません。そのため、何か行動を起こすときは、まず自分にとってどういう利益があるのかを計算しがちでしょう。
どうしても他人のことは後回しになりますので、身勝手だったりわがままだったりと思われてしまうこともあるかもしれません。行動力には優れた人ですので、自分のことと同時に他人のことも大切に出来るだけの力はありそうです。そうすることで、周りの目が変わってくるかもしれません。
2.しゃもじに見えた人は「利他的な人」
図形がしゃもじに見えた人は、利他的な人かもしれません。自分の利益のことは度外視で、他人の利益ばかりを考えてしまいがちでしょう。自分のことを追い込む結果となったとしても、他人の利益を追ってしまうようなところがありそうです。
このタイプの人は、献身的で人のためになることを小さい時から刷り込まれてきているようなところがありそうです。自分よりも周りを優先することが当たり前になっているのかもしれません。そのため、自己犠牲を払うことになっても、とにかく他人の利益を優先してしまうのでしょう。
あなたの周りの人は、おそらくあなたがあまりにも他人ばかりを優先することを心配しているのではないでしょうか。もっと自分を大切にしてほしいと願っているはずです。まずは、自分はどうしたいのかを考える練習から始めてみるとよいかもしれません。
3.アメリカンドッグに見えた人は「やや利他的な人」
図形がアメリカンドッグに見えた人は、やや利他的な人かもしれません。自分か他人のどちらかが辛酸を舐めなければならないという場面に陥った時に、迷わず自分が辛い方を選ぶ人でしょう。自分よりも他人の利益を考えてしまう人かもしれません。
このタイプの人は、面倒見がよくリーダーシップを任されることが多い人かもしれません。あなた自身は目立つのは好きではないのですが、周りから頼られてそういう立場に立たざるを得ないことが多いでしょう。お人好しであまりNOが言えないところがありそうです。
そのため、自分か他人のどちらかを取るような場面では、どうしても自分がひくことをすぐに考えてしまいそうです。自分にとってとても大きな利益が得られる場面でも、迷わず他人を優先してしまうでしょう。優しく、そして慎み深い人ではないでしょうか。
4.手鏡に見えた人は「やや利己的な人」
図形が手鏡に見えた人は、やや利己的な人かもしれません。一見、利他的に見えやすい人ではないでしょうか。人のために動いていることが多く、自分の利益を求めているようには見えにくいところがありそうです。
このタイプの人は、頭がよく計算高いところがありそうです。そのため、一見他人のために動いているように見せながらも、しっかり自分の利益も得る賢いところがあるでしょう。ずる賢くもありますが、みんながそれなりに利益を得られる最善の策を咄嗟にとれる人かもしれません。
誰かが犠牲になるということはせず、みんなが少しだけ犠牲を払って少しだけ利益を得られるよう考えているため、ある意味でとても平等な人でしょう。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース