人生を生きていくと記憶はどんどん増えていきますよね。どんどん上書きして過去のことは忘れていく人もいれば、ストックするようにラベリングして全て残す人もいるでしょう。あなたはどちらのタイプでしょうか?心理テストで探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.トロフィー
2.鍋
3.ロボットの顔
4.ガスボンベ
1.トロフィーに見えた人は「名前をつけて保存型」
図形がトロフィーに見えた人は、名前をつけて保存型の記憶の仕方をしているかもしれません。一つ一つの出来事をきちんと分けて覚えているため、割と鮮明に記憶が残っている方ではないでしょうか。いつのどういう出来事だと言うのが正確に想起できるタイプかもしれません。
このタイプの人は、几帳面で細やかな性格をしているかもしれません。そのため記憶の仕方も同じで、概ねの流れだけでなく、この時この人がこう言ったなどの細かなセリフも覚えていたりしそうです。
また頭の中が整理されていることもあって、想起も容易でしょう。周りが記憶を辿れずにいる時でも、あなただけは事細かに覚えており、それをスムーズに思い出して話すことができるのではないでしょうか。
2.鍋に見えた人は「どちらかと言うと上書き型」
図形が鍋に見えた人は、どちらかと言うと上書き型の記憶の仕方をしているかもしれません。過去にあった出来事と似たようなことがあれば、そのまま上書きされてしまうでしょう。そのため、いつのどの記憶なのか訳がわからない状態になりやすいかもしれません。
このタイプの人は、おおらかでテキトーな性格をしているでしょう。記憶の仕方も同様で、似たようなものは同じカテゴリーにどんどん入れ込んでいくパターンでしょう。そのため、恋人との思い出なども色々ごちゃ混ぜになっている状態ではないでしょうか。
記憶の想起も歳を重ねるにつれて難しくなり、いつの話なのか、どんなことだったのか、なかなか思い返せないでしょう。周りの言葉を聞いてもいまいちピンと来ず「そうだっけ」となることが多いかもしれません。
3.ロボットの顔に見えた人は「どちらかと言うと名前をつけて保存型」
図形がロボットの顔に見えた人は、どちらかと言うと名前をつけて保存型の記憶の仕方をしているかもしれません。綺麗に分けられていて容易に想起できるわけではないですが、なんとなく分けられているため、ヒントがあれば数珠繋ぎ的に想起できるでしょう。
このタイプの人は、マメなところとテキトーなところを併せ持って揺れ動いているような性格をしているでしょう。面倒くさがり屋で、マメにしていたと思えば途中で放り出しているようなことが多そうです。記憶の仕方も同様で細かく覚えていることもあれば、ぼんやりしていることもあるでしょう。
一応カテゴライズしてあるため、誰との記憶なのかなどはそれほど混同することはないでしょう。また一度思い出し始めると、周りが驚くほど事細かに覚えていたりするのもこのタイプかもしれません。
4.ガスボンベに見えた人は「上書き型」
図形がガスボンベに見えた人は、上書き型の記憶の仕方をしているかもしれません。どんどん上書きされていきますので、数日前の出来事でもうろ覚えくらいになっていることがあるでしょう。過去の記憶に関しては、かなり曖昧かもしれません。
このタイプの人は、過去よりも今を生きているような性格をしているでしょう。その場を楽しめれば良いと思っていますので、過去にどうだったとかはあまり興味がないでしょう。そのため、あまり想起することもなく、どんどん風化していくような状態ではないでしょうか。
周りが思い出話をしていて楽しそうなら加わりますが、自分はいまいち思い出せないので、人の話を聞いて楽しんでいるような感覚でしょう。自分が人の思い出に出てくるのは嬉しいですが、基本的に「そうそう!」という感覚はなさそうです。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース