大事なスマホが突然、動かなくなったりすると「壊れた?!」と焦ってしまいますよね。補償などがあればいいですが、修理となると何かと不便もあるしお金もかかるし、なんだかガッカリしますよね。
慌ててキャリアショップに駆け込んでも、特にiPhoneの場合は何もできずにApple Storeや正規サービスプロバイダに行くように言われてしまうことも多いです。
そこで、壊れたときにまずは確認すべきことをお伝えします。
①画面割れ・背面割れは即修理
ガラスフィルムを貼っている場合は、割れているのがフィルムなのか画面なのかを確認します。フィルムだけであればフィルムを交換しましょう。その後に不具合があれば、Appleサポートに相談してみてください。遠隔でもお持ちのiPhoneの状態を調べてくれますよ。
画面もしくはワイヤレス充電対応の機種(iPhone8以降)の背面が割れた場合は、即修理してください。画面が割れただけで問題なく使えると思っていても、操作中にガラスの破片でけがをすることもありますし、内部の他の部分まで故障範囲が拡がる可能性があります。
②動かない・真っ暗で何も反応しない
何をしても反応しない場合、強制再起動をしてみましょう。再起動は順番にシステムを終了させていくイメージですが、強制再起動は電源コードを引っこ抜いて強制的にシステムを終了させるイメージです。データが破損するなどのリスクがありますので自己責任で行ってください。
iPhone8以降の機種での強制再起動のやり方は、iPhoneの音量ボタン上を素早く押して放す→音量ボタン下を素早く押して放す→サイドボタン(電源ボタン)をAppleロゴが出てくるまで押し続けます。ロゴが出てきたら放してください。
③①でも②でも解消されない場合は、Appleサポートに相談
画面修理と、強制再起動をしても改善しない場合、Appleサポートに相談します。
PCや他のスマホがあればWebでの申し込みも可能です。画面がまだ操作できるのであれば「Appleサポート」アプリからAppleアカウントに紐づいた情報を利用して簡単に手続きできます。
契約しているキャリアショップ・修理屋さんにも対応可能か相談してみて
iPhoneは他の機種に比べて修理故障の際の対応窓口が限られていますが、キャリアショップでも預かり修理を取り次いでくれる店舗はあります。
また、Apple Careではなくキャリアの補償サービスに加入していれば対象となり、比較的安価に修理できることもありますので、お近くのキャリアショップが対象かどうか確認してみてくださいね。
都心部でApple Storeや正規サービスプロバイダが近くにあればいいですが、どうしても持っていくことができない場合、Appleから許可を得て純正部品を仕入れる“独立系プロバイダ”と呼ばれる町の修理屋さんなどもあります。
まとめ
「壊れたかも…」と思ったら、焦らずにまずは「物理的に壊れているのか」「外部破損がなく、電源が入らないのか」を確認してみましょう。
こうした万が一に備えて、普段からAppleアカウントのID・パスワードをiPhone以外のしっかり管理しておくことと、PCや家族のスマホなど通信できるものを用意しておくとスムーズですよ。
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ライター:津田マリリン(Twitter )
スマホ・アプリライター。Androidアプリ開発の知識を活かし、スマホやアプリの魅力を発信。
編集:TRILLニュース