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「【格安SIM】って正直いいの?悪いの?」どんな人に向いてるかも詳しく解説!

  • 2023.6.26
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スマホがこれほどまで普及する前、携帯電話はdocomo・au・Softbankといったいずれかの通信キャリアで契約していました。スマホが広く普及した現在、楽天モバイルが加わり、Y!mobileやUQ mobileのサブブランドのほか、新料金プランや格安SIMサービス(MVNO)の登場で選択肢が増え、迷う方もいるでしょう。

低価格が魅力な格安SIMサービスですが、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?それぞれ解説していきます。

格安SIMサービスのメリット

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出典:umaruchan4678/Shutterstock.com

①低価格が魅力

さまざまなプランがありますが、最低料金は月額0円から(条件あり)利用できるなど魅力的なものがあります。毎月の通信費を抑えるためにも、自分に見合うプランがあればぜひ検討したいところ。

②手続きが原則オンラインで完結

一部、実店舗を構える事業者もありますが、基本的にはオンラインで申し込みから開通までが完結します。わざわざ店舗に出向く必要がありません。

③オプションを自分で選べる

店舗での手続きだと“おすすめのサービス”を提案されることもあります。もちろん不要であれば断ればいいのですが、そのやり取りが苦手だったりじっくり考えたい場合にはオンラインの方が便利です。

格安SIMサービスのデメリット

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出典:taka1022/Shutterstock.com

①開通後のサポートが少ない(もしくは有料)

基本的には電話かチャットでのサポートになりますので、店頭でのサポートは受けられないことが多いです。簡単な操作のことであればいいのですが、故障やSIMの再発行となると困ることもあるでしょう。代替の機種を貸し出すサービスが用意されていないことも多いので、予備のスマホを準備しておけば、スマホが全く使えない・通信ができない期間を最小限に止められます。

②緊急時の通信の不安

格安SIMサービスは大手キャリアの回線を借りてユーザーに提供していますが、品質が全く同じかというと、実は差があります。普段の使用にはさほど問題はないでしょうが、緊急時など多くの人が利用する状況では制限がかかる可能性もあります。格安SIMサービスのほうが、インターネットの通信速度が遅くなったりつながりにくいなどの影響を受けやすくなります。

③新規・機種変更の初期設定

現在はキャリアショップでは機種購入後の初期設定(開通・OSアカウント設定など)やデータ移行を無料・一部有料で提供されています。格安SIMサービスの場合、これらを全てガイドブックを確認しながら自分で行うことになります。

どんな人に向いているか?

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出典:metamorworks/Shutterstock.com

格安SIMサービスの利用に向いているのは、初期設定からある程度のトラブルは自分で解決できるくらいの知識がある人。もしくはそれをできる人が身近にいる人となるでしょう。

例えば、遠く離れて暮らす高齢の家族に初期設定まで完了したスマホを渡したとしても、近くにいない家族に聞けない・店頭に行ってもサポートを受けられないなんてことも考えられます。

離れて暮らす家族でも家族割引などは適応されますし、サービスによっては家族割引の対象になりますので、うまく併用させると月額の料金も抑えられるでしょう。

まとめ

低価格が魅力の格安SIMサービス。ご自身が使用するデータ量や、家族の利用状況なども含めて検討するのがおすすめです。安易に格安SIMにしてしまう前に、できなくなることや受けられないサービスなども確認してくださいね。

 

※記事内の画像はイメージです。
※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。



ライター:津田マリリン(Twitter
スマホ・アプリライター。Androidアプリ開発の知識を活かし、スマホやアプリの魅力を発信。